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  • 20260911|肩こりを手から肩甲骨までほどく
    • 2026/09/11

    20260911|肩こりを手から肩甲骨までほどく

    今回は肩こりです。手のひらから始めて、指、肘、上腕、鎖骨とたどり、肩こりの本丸である肩甲骨、最後に首までほどいていきます。肩こりにはいろいろな種類がありますが、そのどれにでも使えるようにお渡ししました。

    今日の流れ

    1. 手のひらと手の甲をさする
    2. 手の骨をパラパラにほどく(親指から小指まで一本ずつ)
    3. 肘から下をさすってから、肘をくるくる回す
    4. 上腕をさすってから、揺する
    5. 鎖骨をさすってから、前後に、前回りに揺する
    6. 肩甲骨をモニョモニョと動かす(上側、下側)
    7. 肩甲骨と肩甲骨の間をほどく
    8. 首を横にじわーっと倒す
    9. 全身がいまどんな感じか確かめる

    ポイント

    • 肩こりは、だいたい僕らに腕が生えていることによって起きるものでもあります。だから手から始めて、少しずつ中心に近づいていきます
    • 肩がつらいと肩や肩甲骨にばかり意識が向きますが、鎖骨は肩甲骨とつながっています。前側の鎖骨に意識を向けると、体の前後の厚みが感覚に戻ってきて、肩がストンと落ちます
    • 力が抜けたかどうかは、垂れてくるかで分かります。硬いと垂れません。力が抜けるイコール垂れていく
    • 感じながら動かすと、筋肉そのものも変わりますし、それを感じたり動かしたりする脳の部分も鍛えられます
    • 疲れてきたら頑張らずに、別の動きに変えてください。そのときの体に合わせて変えていくのが手入れです

    身体動態瞑想と習慣稽古を、暮らしの中にお渡しします。

  • 20260904|体幹部を揺らしてほどく
    • 2026/09/04

    20260904|体幹部を揺らしてほどく

    体幹を横にくねくね動かし、骨盤から腰、胸、首、頭へと順にほどく身体動態瞑想です。立っても、座っても取り組めます。

  • 20260828|胸郭を内側から解く
    • 2026/08/28

    20260828|胸郭を内側から解く

    空気が胸郭の内側をさすり、気持ちよく押し広げてくれるように呼吸します。胸の前側、肩甲骨の裏側、肩甲骨の間へ順番に息を入れる稽古です。

  • 20260821|コントロールしない呼吸法・心地よさを指針に内側をほどく
    • 2026/08/21

    20260821|コントロールしない呼吸法・心地よさを指針に内側をほどく

    寝・座・立、どの姿勢からでもできる身体動態瞑想。今回は呼吸法です。「こう呼吸するんだ」とコントロールしようとするほど分からなくなるので、その感覚を手放して、「どうやったら気持ちよくなるかな」と自分の体に問いかけながら進める回です。

    今日の流れ

    1. 生唾ごっくんで首の中心を確認し、軽く揺すって体の中心線を通す
    2. 中心の軸上にまっすぐ手を上げて背伸び
    3. 鼻から吸って、息の圧がどこに入るかを感じる(入る場所は人それぞれ)
    4. 吐くほど・吸うほど、その場所がとろとろに溶けていく意識で呼吸する
    5. 骨盤底(左右の坐骨のあいだ)に息を押し当てる
    6. 10吸って10吐く→10吸って3だけ残し、息を止めたまま上げ下ろし(内臓が動く)
    7. 肋間のストレッチ(肘から上げて胸・脇・背中を伸ばす)
    8. 部位別の呼吸(胸の前側・脇・背中・お腹・腰・骨盤底)

    ポイント

    • 「こう呼吸しよう」とコントロールするほど、意図と違う方向に行く。伺う姿勢で、気持ちよさを指針にする
    • 息の上げ下ろしで実際に動いているのは内臓。内臓も筋肉なので、物理的な刺激で働きを取り戻していく
    • 終わるときは必ず下ろした状態で終える(上げたままだと交感神経が高くなる)
    • 胸式も腹式も両方大事。肋骨まわりが硬いまま横隔膜だけ動いても気持ちよくない
    • 呼吸法自体が楽しくなっていった先に、身体構造が開発されていく

    身体動態瞑想と習慣稽古を、暮らしの中にお渡しします。

  • 20260807|重力を探すと力が抜ける・軸を立てる稽古
    • 2026/08/07

    20260807|重力を探すと力が抜ける・軸を立てる稽古

    今日の流れ

    1. 軸の上に体を伸ばす(上は頭、下は坐骨を目安に)
    2. 軸を通る呼吸――胸・脇・背中・お腹・腰・骨盤底に均等に
    3. 「いや、いや」と首を小さく回す(頸椎1番から7番へ)
    4. 胸椎1番から12番、腰椎、仙骨まで一つずつ
    5. 背骨の前側の全体を、くねくねとつなげる
    6. 会陰を軸上に引き上げる/力を抜いて落とす
    7. 頭のてっぺんから吸う息と、引き上げた会陰を、鳩尾でぶつける
    8. 額の前のもう一本の線(冷たく涼しい質でイメージする)
    9. 地球の中心から頭のてっぺんまでを貫く軸/小さく揺れたまま一日を過ごす

    ポイント

    • コマの原理。回してあげると、その物体の中心が明らかになってきやすい
    • 動かすことだけに行くと、質が伴わずに「固めるように動かす」ことが起きてしまう
    • 重力を感じるということは、力が抜けているということ。力が入っていたら、どこにも落ちない
    • 揺れている感覚があるということは、力が入っていないということ。常に重力に合わせ直しているから

    身体動態瞑想と習慣稽古を、暮らしの中にお渡しします。

  • 20260731|中心を立てて背骨をほどく・天地の軸を手でなぞる
    • 2026/07/31

    20260731|中心を立てて背骨をほどく・天地の軸を手でなぞる

    今日の流れ

    1. 体の中心を感じる(喉元から/頭の上と骨盤底をつなぐ)
    2. 地球の中心から骨盤底へ吸い入れ、頭のてっぺんから抜けていく呼吸
    3. 背骨を真横にくねくねと揺する(回旋は入れない)
    4. 頸椎を上から1つずつ
    5. 胸椎の1番から12番へ
    6. 腰椎の1番から5番、そして仙椎まで
    7. 坐骨で右左のステップ
    8. 全体を統合して、自分なりにほどく
    9. 手で天地の軸をなぞり、真横に開く

    ポイント

    • 細かい刺激ほど意識がそちらに向きやすく、力が抜けやすくなります。小さく動かせることが、力が抜けている目印になります
    • 局所に意識を向けながらも、その刺激が全体に関与していくようにイメージします
    • スムーズに動かすには、気持ちよく動かすことが要ります
    • 嫌なところは探せばいくらでも出てきます。心地いい箇所の方を探して、それを伸ばす方向へ
    • 「天地を貫く光の線」も、物理的に言えば空間認識が変わるということです

    ※この回は配信中に音声のトラブルがあり、前半を記録できませんでした。音声の入っている後半のみのアーカイブです。

    身体動態瞑想と習慣稽古を、暮らしの中にお渡しします。

  • 20260717|呼吸で丹田に息を下ろす・平常心の稽古
    • 2026/07/17

    20260717|呼吸で丹田に息を下ろす・平常心の稽古

    今日の流れ

    1. 普段の呼吸の観察──どこに・どの速さで空気が入っているか
    2. 喉の通り道から、体の中心を感じる
    3. 上下前後左右に均等に息を入れ、吐きながら全身が溶けるように脱力する
    4. 10割吸って3割残し、息を止めたまま空気を上げ下げする──体幹部のお掃除
    5. 下丹田──ぐっ、ぐっ、ぐっと3段階で息を下ろす
    6. 中丹田──胸・脇・背中に均等に入れて、下丹田へ下ろす
    7. さする・揺すると呼吸を組み合わせる(胸・脇・背中)
    8. 仕上げ──心地いい感覚を覚えて、日常へ持ち帰る

    ポイント

    • 「頑張って力を抜く」──努力の向き先を、吸う量や吐く長さではなく、気持ちよくほどける方向へ
    • 筋肉は収縮している。その中でどれだけ力が抜けるかが、身体瞑想の重要なポイント
    • 平常心とは「いつも通り」のことではなく、いつでもたおやかな体の状態を保とうとする心のことかもしれません
    • 終わったら切り替えるのではなく、テローンとした状態のまま仕事や家事、人との会話へ

    身体動態瞑想と習慣稽古を、暮らしの中にお渡しします。

  • 20260626|3丹田呼吸法・知情意を整え高める
    • 2026/06/26

    20260626|3丹田呼吸法・知情意を整え高める

    知・情・意と3つの丹田

    僕らの精神性を「知・情・意」と言ったりします。この3つには、それぞれ基盤になる身体の部位=丹田があります。

    • 下丹田(おへその下)=意:外からの圧力に負けない、動じない不動心。質感は「ドシーン」と重い
    • 中丹田(胸)=情:人とのつながり、胸が温かくなる、ジーンとする感じ。質感は温かい・熱い
    • 上丹田(額)=知:知的な活動、冷静な判断。質感は涼しい・澄んでいる

    それぞれの部位のボディイメージを持つことで、その精神性が高まりやすくなる、という考え方です。

    今日の流れ

    1. 知・情・意と3丹田のおさらい
    2. 下丹田(意)――重いボールを下腹部に置き、鼻から吸って圧をためる→揺すってほどく
    3. 中丹田(情)――胸の中心を指でトントン、温かい質感、息を満たす
    4. 上丹田(知)――額の中心をトントン、鼻筋に1本の軸、宇宙の涼しい気が降りてくるイメージ
    5. 3つの丹田を揺すってほどく(ゆさゆさ・もぞもぞ)

    ポイント

    • 丹田はスピリチュアルではなく、物理的な構造です。「ドシーン」は内臓の重み、温かさは心臓や血管、涼しさは頭の循環。脱力して呼吸が深く入った結果として、感じられてくるものです
    • 部位が強張ったまま意識ばかり強めると、かえって頭でっかちになることも。土台になる首・肩がほどけていることが大事です
    • 3丹田は順番でも優劣でもありません。感じやすい部位・感じにくい部位は人それぞれ。足りない部分、伸ばしたい部分を探す身体開発として
    • 身体開発は土台づくり。実際に人と関わり、暮らしていく中で、その場所の感覚が呼び起こされてきます

    身体動態瞑想と習慣稽古を、暮らしの中にお渡しします。

  • 20260619|冷えとり稽古・梅雨の湿邪で滞った流れをほどく
    • 2026/06/19

    20260619|冷えとり稽古・梅雨の湿邪で滞った流れをほどく

    今日の流れ

    1. 背伸び「うー」で肋間筋をほどく
    2. 首――中心を感じる・くねくね・前後左右に倒して揺する・回旋してだらーっと脱力
    3. 鎖骨をさする
    4. 腕の上げ下げ・脇伸ばし
    5. 胸の前側をさする
    6. 肩甲骨で肋骨をさする/肋骨で肩甲骨をさする(肋骨の上に肩甲骨・鎖骨が乗る)
    7. 呼吸――鼻から胸・脇・背中・腹・腰・骨盤底へ均等に。苦しくなったら栓を抜く
    8. 締め――湿邪で滞った流れを呼吸と胸郭で動かし、梅雨を元気に乗り切る

    ポイント

    • 湿邪=流れの停滞。冷えと湿気は「動かして流す」ことでほどける
    • 力を抜いた結果、呼吸は勝手に出る。振り子と同じで、邪魔しなければ体が勝手に動く
    • 頭で邪魔しないこと――上下に抜けていくイメージ

    身体動態瞑想と習慣稽古を、暮らしの中にお渡しします。

  • 20260612|背骨の前側を揺する・鎖骨で羽ばたく・苦手な動きこそ伸びしろ
    • 2026/06/12

    20260612|背骨の前側を揺する・鎖骨で羽ばたく・苦手な動きこそ伸びしろ

    今日の流れ

    1. 背伸び――頭のてっぺんと地球の中心、両方に引っ張られるように
    2. 腕の長軸ストレッチ――肩を内巻きにする筋肉を朝のうちにほどく
    3. 生唾ゴクンで喉の中心を見つけ、背骨の前側を首から坐骨まで確認
    4. 脳みそをちゃぷちゃぷ揺すって洗う
    5. 首――エラの後ろ・喉仏・喉元の上、高さごとに優しく
    6. 胸椎からおへその下まで、手とさすり合わせながらくねくね
    7. 側屈と後屈――重力に沿ってじわーっと
    8. 鎖骨――さすり合わせ・前回し後ろ回し・羽ばたき

    ポイント

    • 頭の中を「気持ちよく」「くねくね」という言葉で埋め尽くす。黙ってやるより意識が体に向き、他のことが出てきたら思考に行っているサイン
    • 朝は血流が少ない時間帯。一番動きやすい喉仏の高さこそ、優しく優しく
    • 鎖骨をほどくと肩・肩甲骨も一緒に動く。肩甲骨のこわばりは前側の硬さと直接関係している
    • 苦手な動きこそ伸びしろ。不快を避けるだけでなく、その動きの中で気持ちよさを感じるように

    身体動態瞑想と習慣稽古を、暮らしの中にお渡しします。

  • 20260529|肋骨ほどき・忘れられた体幹部を取り戻す・疲労の中枢を細かく解く
    • 2026/05/29

    20260529|肋骨ほどき・忘れられた体幹部を取り戻す・疲労の中枢を細かく解く

    今日の流れ

    朝の不調を入口に──物語処理と身体への気づきを別個に
    自分の中心を感じる(重力に沿ってだらーっと)
    会陰(骨盤底)を締めて緩める
    会陰から首の軸まで揺すりを繋げる
    胸全体を「よしよし」とさする──胸で手をさする・手で胸をさする
    胸を部位別に(上・下・左上・左下・右上・右下・みぞおち横)
    背中を細かく(首根っこ・肩甲骨の間・肩甲骨の下)
    手を伸ばして自分の中心に戻る

    ポイント

    • 物語処理(推理・理性)は否定せず、それと「別個に」身体への気づきを並列で大事にする
    • 「気持ちいい」に意識を向けるのは、ただ撫でるだけだと雑な動きも許容されてしまうから
    • さする側とさすられる側を一体にする「主客合一」──西洋的二進法や会話の区分ともつながる
    • 「頭疲れた」が良い感覚──筋トレと違って脳と筋肉を神経系でつなげる、脳を鍛える営み

    身体動態瞑想と習慣稽古を、暮らしの中にお渡しします。

  • 20260515|首から肋骨をひらく呼吸・手をほどく
    • 2026/05/15

    20260515|首から肋骨をひらく呼吸・手をほどく

    今日の流れ

    1. 頭のてっぺん(百会)から骨盤底まで、自分の中心を1か所ずつ確かめる
    2. 肩をギューッと上げて、落とす
    3. 鼻と盆の窪を結んだ高さを支点に、頭を左右に揺する
    4. 頸椎を3センチずつ下りながら、1個ずつほどく
    5. 胸椎を1番から12番まで、肋骨を触りながらほどく
    6. 胸に手を当てて、内側から膨らませる呼吸
    7. 脇(肋骨の横側)を膨らませる呼吸
    8. 肩甲骨で肋骨をさする/肋骨で肩甲骨をさする
    9. 背中を、肩甲骨の下・肩甲骨の高さ・肩甲骨の上の3段に分けて膨らませる
    10. 手首・前腕・手の甲・指を1本ずつ、さすって揺すってほどく

    ポイント

    • だらーの方向は、うつむくことではなく、重力の真下
    • 身体の部位に意識を向けることと、「気持ちいい」という体験の記憶を頼りにすること、どちらも要る。片方だけに寄ると動きの質が変わってしまう
    • 「うまくできた」を求めない。探しながら試行錯誤すること自体が、脳と身体の状態を書き換えていく
    • 手をコントロールする脳の場所は大きい。手の状態を変えることは、脳の状態にも関わってくる
    • まとまった時間の練習だけでなく、テレビを見ながら10分続けるような長い時間の使い方も効いてくる

    身体動態瞑想と習慣稽古を、暮らしの中にお渡しします。

  • 20260508|首の詰まりをほどく・仙骨から中心軸をつなぐ
    • 2026/05/08

    20260508|首の詰まりをほどく・仙骨から中心軸をつなぐ

    今日の流れ

    1. 生唾をゴクンとのみ、鼻から吸って、首の中心(背骨の前側)を探す
    2. 腰の後ろで手を合わせ、仙骨をさすって骨盤の位置を整える
    3. 胸骨の上と下をさする/胸で手をさする
    4. 1センチずつ奥へ入っていく(皮膚 → 骨 → 背骨の前 → 背中側へ抜ける)
    5. 胸を通して背骨をさすり、上下に行き来する
    6. 喉元から下、首の付け根をさする/首で手をさする
    7. 首も1センチずつ奥へ入り、頸椎の前側まで届かせる
    8. 声を出し、その響きを手がかりにほどく
    9. 耳の下と鼻を結んだ高さ、首のいちばん上を揺する
    10. 首の上から下、胸、へその上下まで貫いて、自分の軸を通す

    ポイント

    • 首は真ん中ばかりが動きやすい。そこに動きが集中すると負担が寄るので、動きの悪い上端と下端をねらう
    • 「1センチってこのくらいかな」と探すこと自体に意味がある。「こんなものだろう」と探索を止めた途端、身体はその状態で固まっていく
    • 局所をさすりながら、そこから気持ちよさが全体へ広がるイメージを持つと、局所と全体の両方が視野に入る
    • 声の響きは首の中心を感じる手がかりになる。上ずるときは声帯がこわばっている
    • 急に「正しい形」へ持っていくとしんどくなる。自分なりの心地よさを重ねて、少しずつ動かす
    • この感覚を保ったまま朝ごはん・支度・送迎・仕事へ。生活の全部が身体動態瞑想になる

    身体動態瞑想と習慣稽古を、暮らしの中にお渡しします。

  • 20260424|胸のボールをこさえる・懐をひらいて人とつなぐ
    • 2026/04/24

    20260424|胸のボールをこさえる・懐をひらいて人とつなぐ

    今日の流れ

    1. 生唾をゴクンとのみ、鼻から吸って坐骨まで息を通す──自分の中心にもたれかかる
    2. 全身をくねくねと揺する
    3. 頸椎を1個目から7個目までほどく
    4. 胸骨の上半分・下半分をさする/胸で手をさする
    5. 腰の骨の前側を、坐骨を左右交互に踏みながら横へ揺する
    6. 胸の中心にボールをこさえる(トントン → 前後左右上下へ揺する → 外からさする)
    7. 脇(懐)と背中を、肩甲骨で肋骨をさするようにしてほどく
    8. 肋骨を6つ(中央・右・左 × 上下)に分けて動かす
    9. 胸のボールと、相手の胸のボールを放物線でつなぐ
    10. 安静時の心拍のテンポで胸の中心をトントンする

    ポイント

    • ボールが「ある」だけでは足りない。柔らかくて、力が抜けて、ホッとできる質感でないと、逆の方向に働いてしまうこともある
    • 脇のあたりは日本語で「懐」。ここが固まると懐が閉じて、余裕のない状態になりやすい
    • 「なんとなく」の意識は身体の外側にも作られる。人と向き合うときのこわばりも、そこに癖として染みついていることがある
    • 胸と胸をつなぐイメージを先に身体へ作っておくと、実際の場面でも戻りやすくなる
    • 頭・胸・腹の3つは、日本では特に精神性と深く関わる場所として扱われてきた。胸に関わるのは「情」

    身体動態瞑想と習慣稽古を、暮らしの中にお渡しします。

  • 20260417|背骨を1個ずつほどく・鎖骨から肩甲骨を動かす
    • 2026/04/17

    20260417|背骨を1個ずつほどく・鎖骨から肩甲骨を動かす

    今日の流れ

    1. 鼻から吸って、空気の通り道をたどる(鼻・喉・胸・骨盤底)
    2. 骨盤底 → 腰 → みぞおち → 胸・脇・肩甲骨の裏、と順に息を満たす
    3. 首をさすってほどく
    4. 第1頸椎から順に、1個ずつくねくねと揺すってほどく(頸椎7・胸椎12・腰椎5・仙骨)
    5. 全部つなげて、魚のような波の動きで統合する
    6. 胸を上半分・下半分に分けてさする
    7. 軸に沿って背伸びをする/首を横に倒す
    8. 鎖骨をさする・もぞもぞ動かす → 上腕から鎖骨・肩甲骨を連動させる

    ポイント

    • さするのが面倒に感じるときは、その行為の質感を味わえていないとき。「なぜ好きじゃないのか」を突き詰めると、そこに身体の不合理な動かし方が出てくる
    • 整っている身体、合理的な身体の状態というのは、あらゆる行為や動きを楽しめるものでもある
    • 肩甲骨を「意識して動かそう」とすると、こわばっているところを使ってこわばらせることになりやすい。いったん離れて、鎖骨や上腕の側から動かすと結果として動いてくれる
    • 力が抜けると重みを感じる。固まると、重力を感じるセンサーのほうが閉じてしまう
    • 何分やったか・何回やったかではなく、そのときの感覚を覚えて、次のスタート地点にする

    身体動態瞑想と習慣稽古を、暮らしの中にお渡しします。

  • 20260403|軸は立ち上がってくる
    • 2026/04/03

    20260403|軸は立ち上がってくる

    今日の流れ

    1. 手・前腕・首をさすり合わせるアイドリング
    2. 人差し指でおでこ中心をトントン――水面が揺れるイメージで全身に波及させる
    3. 額の奥をくねくね/くるくる揺すり、顎をだらしなく垂らす
    4. 鼻から胴体全部に空気を入れて「吸えば吸うほど力が抜ける」呼吸
    5. 「吐けば吐くほど力が抜ける」呼吸へ切り替え
    6. 胸の前・脇・肩甲骨を手とお互いでさすり合う
    7. 胸の上・下・脇・背中の上半分・肋骨下部に呼吸を順番に入れる
    8. 頭頂と座骨を結び、ずっと上とずっと下(地球の中心)に意識を伸ばす
    9. 頸椎・胸椎を一個ずつほどき、指一本分の太さの軸を「立ち上げて」終わる

    ポイント

    • 軸は「ガチッと一本立てて他の部品をくっつけていく」ものではない。全身のパーツが力を抜いてもたれかかった時に「あ、ここが中心だね」と立ち上がってくるもの
    • 呼吸は「吐く時に抜ける」が世間の通念だが、「吸う時に抜ける」イメージも持てると、呼吸という装置の使い幅が広がる
    • 意識を向ける場所が変わるだけで動きは確実に変わる。「肩甲骨の上側をさする」と「下側をさする」では、目に見えなくても動員される筋繊維が違う
    • 顎をだらしなく垂らすこと――顎は第一頸椎周りとつながっているので、ここがカチッとしていると首の無駄な力みになる

    身体動態瞑想と習慣稽古を、暮らしの中にお渡しします。

  • 20260320|中丹田・胸の奥のボールを錬成する
    • 2026/03/20

    20260320|中丹田・胸の奥のボールを錬成する

    今日の流れ

    1. 胸の前側を手と胸でさすり合い、心臓まで染みていくイメージで内側に向かう
    2. 脇(胸郭の横)から内側中心に響かせる
    3. 肩甲骨を肋骨の上でスライドさせて背中側を擦る
    4. 頸椎・胸椎を奥側まで一個ずつほどく
    5. 胸骨の真裏(鳩尾と頸切痕の中間点・少し下)を四指でトントン
    6. 両手で輪っかをつくり、胸の奥に「ふわっとした柔らかい3Dのボール」を形どる
    7. ボールを中心に左右側屈→吸気で内側から肋骨を圧す呼吸
    8. 好きな人・推し・尊敬する人の胸の中心と自分の中心を放物線で結ぶ

    ポイント

    • 西洋的に「エネルギー」と呼ばれるものをソマティクスでは「物理的なイメージ」として使う。固くて乾いた塊ではなく、潤いと柔らかさのあるボールを脳に描く
    • 放物線は「はいどうぞ」と物を渡すあの軌道。直線ではキャッチボールにならない。柔らかくつなぐ関係性のために、まず体の構えがその形になる
    • 緊張で胸が閉じている時の自分への現実的な処方――「実家の犬」をイメージするくらいの逃げ場でいい。話しながら胸がほどけていく自分に気づける癖をつくる
    • これを「武士は気を錬成する」と言ったらしい。物理的な状態をイメージで書き換えていく作業

    身体動態瞑想と習慣稽古を、暮らしの中にお渡しします。

  • 20260306|太い軸と肋骨から腕の連動
    • 2026/03/06

    20260306|太い軸と肋骨から腕の連動

    今日の流れ

    1. 太い軸を背骨の前側にイメージ(座骨と座骨の幅)
    2. 頭のてっぺん→雲→月、と高い位置から息を骨盤底に下ろす
    3. 胸の前・脇・背中を内側から膨らます呼吸
    4. 下部肋骨(背中側)に空気を入れる/ひねった姿勢でストレッチ
    5. 手のひらをさする(ホムンクルスを使い切る)
    6. 前腕・上腕・肩でさする・回す
    7. 鎖骨を揺らす/肩甲骨を肋骨の上で滑らせる
    8. 肋骨を腕の根元にする――鎖骨の半分くらいから腕がスタートするイメージで手を振る

    ポイント

    • 軸のイメージは遠いところから引いた方がまっすぐになる――点と点が遠いほど線は真っ直ぐ近づく。物理的にも認識的にも同じ
    • 手のひらは脳の支配領域(ホムンクルス)が広い。手をほぐすことは脳をほぐすこと
    • ガチッと固めた軸ではなく、イメージの中にきれいに形成される軸がガイドラインになる。体は自由なまま
    • 「ここから腕」と思える位置を肋骨の真ん中まで下げると、ちょっとした動作でも力みが抜け、呼吸が深まり、人の温かさも感じやすくなる

    身体動態瞑想と習慣稽古を、暮らしの中にお渡しします。

  • 20260220|首のストレッチと背骨の軸イメージ
    • 2026/02/20

    20260220|首のストレッチと背骨の軸イメージ

    今日の流れ

    1. 背伸び――前・後・左右、均等に肋骨を伸ばす
    2. 首を右倒し・左倒し・前倒し(顎下と後頭部に分けて伸ばす)
    3. 頭をタラーッと垂らして「嫌だ嫌だ」と左右に揺らす
    4. くねくね揺すって首から「よだれが垂れる」くらい解く
    5. 胸・脇・背中をさすり合わせる
    6. 肩甲骨を細かく揺らす/土台の肋骨から動かす
    7. 背骨の前側を貫く軸を、座骨ステップで下から積み上げる
    8. お腹・胸の前後左右に均等に呼吸を入れる
    9. 手を横に伸ばして上腕骨の内旋・外旋を解く(フィギュアスケート風)

    ポイント

    • 首の真ん中ばかり動かすと痛める――顎下・後頭部の上下に分けて伸ばすと安全
    • 「タラー」「ベター」など物理的な柔らかさのオノマトペを頭の中で発しておくと、意識が内受容感覚の方に向きやすくなる
    • コツをつかむ瞬間は「理解」ではなく「立ち上がってくる」――心地よさのなかで待つ
    • 朝は胸・肩甲骨周りが固くなりやすい。横に手を伸ばす動きを加えると、肩の内巻きの原因まで届く

    身体動態瞑想と習慣稽古を、暮らしの中にお渡しします。

  • 20260213|肩甲骨ではなくその土台の肋骨から動く
    • 2026/02/13

    20260213|肩甲骨ではなくその土台の肋骨から動く

    今日の流れ

    1. 背伸び――胸・脇・背中(胸郭)を均等に伸ばす
    2. 胸の上・下を手でさする、胸で手をさする
    3. 脇・肋骨の横もさすり合わせる
    4. 後ろの首の付け根に手を当てて胸でさする(胸椎1-2・頸椎7と肋骨1-2を解く)
    5. 自分の中心軸(背骨の前側)をくねくね揺すりながら探す
    6. 胸・脇・背中の呼吸――前後左右均等に膨らます
    7. 肩甲骨を細かくもぞもぞ、さらにその土台の肋骨を細かく動かす
    8. 今週の稽古お題:首の脱力(頸椎7個をひとつずつ揺らす)

    ポイント

    • 「肩甲骨から動かす」という指導法は全体性を奪うリスクを払っている――肩甲骨に頼り切りになると、本来は土台の肋骨から動くはずの体が言葉によって意図せず固まる
    • 肩甲骨はあくまで肋骨の上を滑って動いている。土台の肋骨(胸郭)から動かすと、奪われた全体性が戻ってくる
    • 根気強く本気で脱力する――集中・頑張る・努力の定義が変わってくる
    • 揺れるたびに頸椎の組織が剥がれてほぐれ、神経系を介して脳に「また動き出した」と認識される。普段の動きの中でも細かい筋肉が使われるようになる

    身体動態瞑想と習慣稽古を、暮らしの中にお渡しします。

  • 20260206|呼吸で体幹に意識を向ける
    • 2026/07/30

    20260206|呼吸で体幹に意識を向ける

    寝・座・立、どの姿勢からでもできる身体動態瞑想。今回は呼吸を使って体幹部の方に意識を向けて、こわばりを解いていく稽古です。

  • 20260226|手さすりから背骨を1センチずつ辿る
    • 2026/07/30

    20260226|手さすりから背骨を1センチずつ辿る

    寝・座・立、どの姿勢からでもできる身体動態瞑想。今回は手さすりから始めて、首の頸椎を1個ずつ揺らし、最後は仙骨から首まで背骨を1センチずつ辿っていく稽古です。

  • 20260313|頸椎の個別揺すりと内臓の揉み洗い呼吸
    • 2026/07/30

    20260313|頸椎の個別揺すりと内臓の揉み洗い呼吸

    寝・座・立、どの姿勢からでもできる身体動態瞑想。今回は頸椎1番から7番までを1個ずつ揺すり、胸骨と肋骨の関節を細かく解いて、最後は息を止めて内臓を上下に揺らす「揉み洗い呼吸」の稽古です。

  • 20260319|全身スキャンから下丹田・中心軸を立ち上げる
    • 2026/07/30

    20260319|全身スキャンから下丹田・中心軸を立ち上げる

    寝・座・立、どの姿勢からでもできる身体動態瞑想。今回は手さすりから全身ボディースキャンに入り、座骨・骨盤底(下丹田)に意識を降ろし、最後は頸椎から仙骨までを一個ずつほどいて自分の中心軸を立ち上げていく稽古です。

  • 20260410|思考が冴える・感謝が湧く・三丹田を物理的に錬成する
    • 2026/07/30

    20260410|思考が冴える・感謝が湧く・三丹田を物理的に錬成する

    寝・座・立、どの姿勢からでもできる身体動態瞑想。今回は頭蓋骨・胸郭・骨盤という三つの「空洞」のど真ん中に物理的なボールをイメージし、上丹田と中丹田を解いていく稽古です。スピリチュアルではなく、解剖学的に整理した三丹田の錬成法。

  • 20260416|懐をつくる・鎖骨と肩甲骨・中丹田の放物線
    • 2026/07/30

    20260416|懐をつくる・鎖骨と肩甲骨・中丹田の放物線

    寝・座・立、どの姿勢からでもできる身体動態瞑想。今回は全身スキャンから首・鎖骨・肩甲骨と肋骨の間にスペース=「懐」をつくり、最後は中丹田のボールを放物線で人とつなぐところまでいく稽古です。

  • 20260522|上肢から鎖骨へ・歩きを瞑想にする
    • 2026/07/30

    20260522|上肢から鎖骨へ・歩きを瞑想にする

    寝・座・立、どの姿勢からでもできる身体動態瞑想。今回は頭から始めて、首・上肢・鎖骨をほどき、最後に「日常の歩き」そのものを瞑想にしていく稽古です。

  • 20260703|胸をほどく・幸福感と安心感の土台(中丹田)
    • 2026/07/30

    20260703|胸をほどく・幸福感と安心感の土台(中丹田)

    寝・座・立、どの姿勢からでもできる身体動態瞑想。今回は胸(胸郭・肋骨)をほどいていく稽古です。東洋では胸の中心に「中丹田」があるとされ、ここは幸福感・安心感・愛情といった「情」の身体的な土台になると言われます。ここをやわらかくほどいていきます。

  • 20260710|手をほどくと、暮らしの手触りが変わる
    • 2026/07/30

    20260710|手をほどくと、暮らしの手触りが変わる

    手のひら・指先から鎖骨・肩甲骨まで、体の末端をひとつずつほどいていく稽古です。末端をほどくと、その振動が肘・肩・肋骨へと波及していきます。

  • 20251022| 正しい身体を知ってみよう|上肢編

    20251022| 正しい身体を知ってみよう|上肢編

    前回の背骨・体幹部の続きとして、手や腕をどこから動くものとして捉えるかを、絵を見ながら整理しました。

  • 20251008|実践|あなたの「幸せ」を分解してみよう

    20251008|実践|あなたの「幸せ」を分解してみよう

    参加者それぞれの「幸せを感じた瞬間」を材料に、客観的な状況からオノマトペ、原感覚、内受容感覚へと段階をたどって分解していく回です。後半は質疑応答です。