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今すぐ登録20250822:感情の起源:身体反応が先、感情は後(ジェームズ=ランゲ説)
今日扱った問い
- 悲しいから泣くのか、泣くから悲しいのか
- 笑顔を作れば明るい気持ちになれる、という話はどこまで成り立つのか
- 身体反応はコントロールできるのか
見立ての要点
- 心理学者のウィリアム・ジェームズとカール・ランゲは1800年代後半に、身体反応が起点で、その上に意識や精神の反応が起きると唱えました。「私たちは悲しいから泣くのではなく、泣くから悲しい」という言葉で知られています
- 一連の身体反応を「悲しい」という言葉でラベリングしたものが感情だ、と捉えると、同じ悲しいでも種類や深さが違うことも説明がつきます
- 笑顔の形だけを作っても、嬉しいときの身体反応とは別物です。イチローのバッティングフォームを真似ても打てるようにはならないのと同じで、形の模倣では内側で起きている運動が異なります
- すぐ泣いてしまうことが困りごとになっている方には、その部位が普段どう感じているかを聞いていきます。その部位で泣くときの感覚しか思い出せないと、その感覚に飲まれてループに入りやすくなります。不安発作やトラウマと同じメカニズムと捉えています
- 身体反応そのものはコントロールできません。ただ、方向転換はできなくても、スムーズに流すことはできます。怒りで胸がバクバクしているなら、その胸で穏やかな感覚が出るように身体のほうから促してあげる、という関わり方です
- 気合でやる気を出すという言い方も、実際に内包されているのは身体反応のほうです。やるぞと思ったときに体幹部に圧が入り、交感神経が優位になって頑張れる状態になっている、と見ています

