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身体の教養ラヂオ · #45

人と会うとぐったりするのは、なぜ?繊細だから疲れるんじゃない

人と会うとどっと疲れるとき、相手の体験に触れて、自分の中の体験が呼び起こされているのかもしれません。

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身体の教養ラヂオ · #46

毎日が同じことの繰り返しでむなしい岩を押し続けた男の話

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身体の教養ラヂオ · #50

【代償思考】思考が止まらない理由をメンタル鍼灸師が解説

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Spotify集計の「公開後7日間の再生+DL」を同じ条件で確認できた8作品のうち、上位3作品を掲載しています。2026年9月4日確認。第45回839回、第46回757回、第50回755回。

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20260911|肩こりを手から肩甲骨までほどく
2026年9月11日
20260911|肩こりを手から肩甲骨までほどく
2026年9月11日

今回は肩こりです。手のひらから始めて、指、肘、上腕、鎖骨とたどり、肩こりの本丸である肩甲骨、最後に首までほどいていきます。肩こりにはいろいろな種類がありますが、そのどれにでも使えるようにお渡ししました。

今日の流れ

  1. 手のひらと手の甲をさする
  2. 手の骨をパラパラにほどく(親指から小指まで一本ずつ)
  3. 肘から下をさすってから、肘をくるくる回す
  4. 上腕をさすってから、揺する
  5. 鎖骨をさすってから、前後に、前回りに揺する
  6. 肩甲骨をモニョモニョと動かす(上側、下側)
  7. 肩甲骨と肩甲骨の間をほどく
  8. 首を横にじわーっと倒す
  9. 全身がいまどんな感じか確かめる

ポイント

  • 肩こりは、だいたい僕らに腕が生えていることによって起きるものでもあります。だから手から始めて、少しずつ中心に近づいていきます
  • 肩がつらいと肩や肩甲骨にばかり意識が向きますが、鎖骨は肩甲骨とつながっています。前側の鎖骨に意識を向けると、体の前後の厚みが感覚に戻ってきて、肩がストンと落ちます
  • 力が抜けたかどうかは、垂れてくるかで分かります。硬いと垂れません。力が抜けるイコール垂れていく
  • 感じながら動かすと、筋肉そのものも変わりますし、それを感じたり動かしたりする脳の部分も鍛えられます
  • 疲れてきたら頑張らずに、別の動きに変えてください。そのときの体に合わせて変えていくのが手入れです

身体動態瞑想と習慣稽古を、暮らしの中にお渡しします。

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2026年9月11日
20260909|【専門書解説シリーズ】『カウンセリングとは何か』を読む・人が変わることを支える
2026年9月10日
20260909|【専門書解説シリーズ】『カウンセリングとは何か』を読む・人が変わることを支える
2026年9月10日

東畑開人『カウンセリングとは何か』を紹介。危機を見立て、生活を支え、その人の生き方や自立へ伴走する過程をたどります。大沼自身の臨床経験も交え、身近な人との関わりを考えます。

2026年9月9日 配信(42分01秒)

専門書解説シリーズ

東畑開人『カウンセリングとは何か 変化するということ』(講談社現代新書)を紹介します。心が苦しくなったとき、カウンセリングは何を支えるのでしょうか。本書をもとに、危機への対応から、その人の生き方や自立を支える関係までをたどります。

【今回扱った問い】

・「私」と「世界」の間で、心はどのように働いているのか。

・苦しい状況にある人を支えるとき、何から確かめるのか。

・自分を守ってきた「鎧」が、今の関係で苦しさを生むのはなぜか。

・人が変わったことを、生活の変化と本人の実感からどう捉えるのか。

【本書から紹介した内容】

危機の程度と、その人を支える資源を見立てること。「生き延びる」ための生活の支えと、「どう生きるか」を探ること。体、環境、身体感覚、認知への支援と、対人関係に繰り返し現れるパターンを取り上げます。最後は、カウンセラーとの関係から自立し、別れへ向かう過程を考えます。

配信中には、大沼自身の臨床経験も補足しています。相談を一人で抱えず専門家へつなぐことや、体のこわばりと思考の関係、相手を支える中で自分の癖にも気づくことを話しました。身近な人との関わりや、自分を振り返るきっかけとしても聞いていただける回です。

【大沼の身体からの補足につながる回】

2026年5月27日 水夜身体会「『嫌なこと』との付き合い方(筋肉の鎧と表情筋)」

https://www.somaticstudiojapan.com/movie-somatics/v/20260527

毎週水曜21時から、somatic studioで配信しています。

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2026年9月10日
20260904|体幹部を揺らしてほどく
2026年9月4日
20260904|体幹部を揺らしてほどく
2026年9月4日

体幹を横にくねくね動かし、骨盤から腰、胸、首、頭へと順にほどく身体動態瞑想です。立っても、座っても取り組めます。

2026年9月4日 配信(33分25秒)

体幹を横にくねくね動かし、骨盤から腰、胸、首、頭へと順にほどく身体動態瞑想です。今回は約30分、動きながら体の感覚を確かめます。立っても、座っても取り組めます。

【今日の流れ】

1. 肩を上げてストンと下ろし、体の中心を感じる。

2. 骨盤・仙骨の高さを、横にくねくね動かす。

3. 腰を反らしすぎず、おへその奥を意識して動かす。

4. みぞおち・肋骨をさすりながら、胸へと上がる。

5. 首、頭を小さくゆすり、上から下へ行き来する。

6. 全体をほどき、終わった後の感覚を確かめる。

【ポイント】

・頭のイメージだけで動きを決めず、体から返ってくる感覚を確かめます。

・動きを大きくしたり小さくしたりして、心地よく動けるところを探します。

・頭は大きく振らず、軽くゆすります。

・同じ動きを続ける中で、力の抜け方や、考えごとに注意が移る瞬間を観察します。

【つながる回】

2026/05/22「上肢から鎖骨へ・歩きを瞑想にする」

腕や鎖骨からほどき、日常の歩きへつなぐ回です。

https://www.somaticstudiojapan.com/movie-somatics/v/kinasa-20260522

毎週金曜6時30分〜、somatic studioで配信中。

身体動態瞑想と習慣稽古をお届けしています。

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2026年9月4日
20260828|胸郭を内側から解く
2026年8月28日
20260828|胸郭を内側から解く
2026年8月28日

空気が胸郭の内側をさすり、気持ちよく押し広げてくれるように呼吸します。胸の前側、肩甲骨の裏側、肩甲骨の間へ順番に息を入れる稽古です。

2026年8月28日配信(約33分)

空気が胸郭の内側をさすり、内側から気持ちよく押し広げてくれるように呼吸します。胸の前側、肩甲骨の裏側、肩甲骨の間へ順番に息を入れ、胸郭の前後をまとめて解いていく稽古です。最後に、胸の中心へ温かく柔らかい球をイメージします。

【今日の流れ】

1. 全身を軽くゆすり、「だらー」の感覚を探す

2. 胸骨と肋骨を手でさする

3. 胸で手をさすり、胸郭の細かい動きを出す

4. 胸郭の前側へ息を入れる

5. 左右の肩甲骨の裏側と、肩甲骨の間へ息を入れる

6. 胸郭の前側と後ろ側を同時に動かす

7. 胸の中心に温かく柔らかい球をイメージする

【ポイント】

・空気が胸郭の内側をさすり、気持ちよく押してくれるように呼吸する

・大きく分かりやすい動きより、小さく分かりにくい動きへ意識を向ける

・吸うときは力みやすいため、軽くゆすりながら必要最低限の筋出力を探す

・呼吸がうまくいかない日は、より「心地よく」の方向へ意識を向ける

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2026年8月28日
20260826|「ないより、あったほうがいい」は、どこまで続くのか
2026年8月27日
20260826|「ないより、あったほうがいい」は、どこまで続くのか
2026年8月27日

お金や評価は、暮らしに実際に役立ちます。だからこそ、1回ごとの合理的な選択の裏で、時間、休息、身体、人間関係が見えにくくなる。本能か社会かの二択にせず、野生を殺さない理性で、身体からの情報を判断へ戻す回です。

2026年8月26日 配信(約30分)

テーマ:「ないより、あったほうがいい」は、どこまで続くのか。お金、評価、資格、再生数は、暮らしに実際に役立ちます。だからこそ、1回ごとの合理的な選択を重ねるうちに、時間、休息、身体、人間関係など、選ばなかったものが見えにくくなります。

【今日扱った問い】

・数字や評価が「道具」から「主人」へ変わるのは、どんなときか。

・なぜ自分の感覚や、やりたいことが分からなくなるのか。

・本能か社会かの二択にせず、何を判断材料にするか。

【見立ての要点】

・社会で通用する理由は、明確で説明しやすく、実際に利益がある。その選び方は繰り返すほど強化される。

・感覚は突然消えない。確認しない、判断の理由にしない、言葉にしないことが重なると、拾いにくくなる。

・お金や評価を悪者にしない。何を決める権限まで渡しているかを見る。

・理性は身体を抑え込むためではなく、構造を知り、身体からの情報を判断へ戻すために使う。「野生を殺さない理性」が今回の結び。

【つながる回】

・身体の教養ラヂオ #52「『成功』という言葉を軽蔑してみよう。」

https://open.spotify.com/episode/0S3RoBwl8Ma6cEop387R4l

・2026/03/25 水夜身体会「身体図式は暮らしで書き換わる」

https://www.somaticstudiojapan.com/movie-somatics/v/20260325

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2026年8月27日
20260821|コントロールしない呼吸法・心地よさを指針に内側をほどく
2026年8月21日
20260821|コントロールしない呼吸法・心地よさを指針に内側をほどく
2026年8月21日

寝・座・立、どの姿勢からでもできる身体動態瞑想。今回は呼吸法です。「こう呼吸するんだ」とコントロールしようとするほど分からなくなるので、その感覚を手放して、「どうやったら気持ちよくなるかな」と自分の体に問いかけながら進める回です。

今日の流れ

  1. 生唾ごっくんで首の中心を確認し、軽く揺すって体の中心線を通す
  2. 中心の軸上にまっすぐ手を上げて背伸び
  3. 鼻から吸って、息の圧がどこに入るかを感じる(入る場所は人それぞれ)
  4. 吐くほど・吸うほど、その場所がとろとろに溶けていく意識で呼吸する
  5. 骨盤底(左右の坐骨のあいだ)に息を押し当てる
  6. 10吸って10吐く→10吸って3だけ残し、息を止めたまま上げ下ろし(内臓が動く)
  7. 肋間のストレッチ(肘から上げて胸・脇・背中を伸ばす)
  8. 部位別の呼吸(胸の前側・脇・背中・お腹・腰・骨盤底)

ポイント

  • 「こう呼吸しよう」とコントロールするほど、意図と違う方向に行く。伺う姿勢で、気持ちよさを指針にする
  • 息の上げ下ろしで実際に動いているのは内臓。内臓も筋肉なので、物理的な刺激で働きを取り戻していく
  • 終わるときは必ず下ろした状態で終える(上げたままだと交感神経が高くなる)
  • 胸式も腹式も両方大事。肋骨まわりが硬いまま横隔膜だけ動いても気持ちよくない
  • 呼吸法自体が楽しくなっていった先に、身体構造が開発されていく

身体動態瞑想と習慣稽古を、暮らしの中にお渡しします。

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2026年8月21日
20260819|手放すとは何か──「手放そう」という意志も執着の形をしている
2026年8月19日
20260819|手放すとは何か──「手放そう」という意志も執着の形をしている
2026年8月19日
テーマ:「手放すとは何か」 ── 8月17日に配信したポッドキャスト #51(コントロールではなく介入)の続きです。「全部手放しましょう」という言い方への引っかかりを、四諦をたどりながら身体の側から解いていきます。お盆の休み明け、再開の回です。

8月17日に配信したポッドキャスト #51(コントロールではなく介入)の続きです。「全部手放しましょう」という言い方への引っかかりを、四諦をたどりながら身体の側から解いていきます。お盆の休み明け、再開の回です。

今日扱った問い

  • 「手放しましょう」と言い続けているとき、手放していることになるのでしょうか
  • ブッダが「手放す」と言ったとき、何を手放すと言っていたのでしょうか
  • 感情や身体反応をコントロールできないなら、僕らには何ができるのでしょうか
  • 支援者が消耗しないためには、境界線を引くしかないのでしょうか

見立ての要点

  • 「これを私は手放すのだ」とずっと見つめている間は、意思としてはそこに執着している形になります
  • 「〜でなくてもいい」と言い直すことと、「そう思ってしまう自分がいる」と認めることは、レイヤーが違います
  • 不快な感覚の方に意識が行くと、心地いい時の感覚を思い出せなくなります。これが「感情に飲まれる」ということです
  • 痛い場所から始めなくてかまいません。どこか感じやすいところが1つあれば、そこを頼りにいい方向へ倒していけます
  • 支援者が消耗するとき、要るのは境界線ではなく、自分の体験が想起されるような聞き方かもしれません

つながる回

次回は横隔膜と呼吸法を扱います。

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2026年8月19日
20260807|重力を探すと力が抜ける・軸を立てる稽古
2026年8月7日
20260807|重力を探すと力が抜ける・軸を立てる稽古
2026年8月7日

今日の流れ

  1. 軸の上に体を伸ばす(上は頭、下は坐骨を目安に)
  2. 軸を通る呼吸――胸・脇・背中・お腹・腰・骨盤底に均等に
  3. 「いや、いや」と首を小さく回す(頸椎1番から7番へ)
  4. 胸椎1番から12番、腰椎、仙骨まで一つずつ
  5. 背骨の前側の全体を、くねくねとつなげる
  6. 会陰を軸上に引き上げる/力を抜いて落とす
  7. 頭のてっぺんから吸う息と、引き上げた会陰を、鳩尾でぶつける
  8. 額の前のもう一本の線(冷たく涼しい質でイメージする)
  9. 地球の中心から頭のてっぺんまでを貫く軸/小さく揺れたまま一日を過ごす

ポイント

  • コマの原理。回してあげると、その物体の中心が明らかになってきやすい
  • 動かすことだけに行くと、質が伴わずに「固めるように動かす」ことが起きてしまう
  • 重力を感じるということは、力が抜けているということ。力が入っていたら、どこにも落ちない
  • 揺れている感覚があるということは、力が入っていないということ。常に重力に合わせ直しているから

身体動態瞑想と習慣稽古を、暮らしの中にお渡しします。

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2026年8月7日
20260805|考えが止まらないのは考えすぎだからではない・代償思考と軸
2026年8月5日
20260805|考えが止まらないのは考えすぎだからではない・代償思考と軸
2026年8月5日

頭がぐるぐる回っているとき、体のほうは黙っています。その仕組みと、軸から戻る道すじを話しました。

今日扱った問い

  • 布団に入っても考えが止まらないのは、なぜ起きるのか
  • 研究のほうでは、どこまで分かっているのか
  • 昔の人は、同じことをどう捉えていたのか
  • では、どうするのか

見立ての要点

  • 考えが止まらないとき、本人は「考えが止まらない」ことには気づいているが、「体が黙っている」ことには気づいていない
  • 体からの報告が届かないと、脳は空白を嫌って理由をつけ始める。これを代償思考と呼んでいる。「考えすぎ」と言うと性格の話になるが、代償思考と言えば体と脳の関係の話になる
  • 2007年のトロント大学の研究で、体の感覚に意識を向けているとき、自分についての物語を作る脳の場所が静かになることが示されている。ただしこれが正解というわけではなく、判断材料のひとつ
  • 仏教の古い層に戯論(けろん)という言葉がある。感じたものから勝手に増えていく、という捉え方
  • 軸は、固めて太くするものではない。建築の柔構造と同じで、細かいパーツがバランスを取った結果、1本の線として立ち上がってくる。五重塔には大黒柱がない
  • 背骨を1個ずつ、動きを10分の1に小さくして動かす。大きく動かすと背骨ごと運ばれてしまう(代償動作)
  • 感じられないのは意識の向け方が悪いからではなく、実際にそこがこわばっているから
  • 「気持ちいい」を指標にする。体が合理的な方に向かっているサインだから

当日のスライド(15枚)

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2026年8月5日
20260731|中心を立てて背骨をほどく・天地の軸を手でなぞる
2026年7月31日
20260731|中心を立てて背骨をほどく・天地の軸を手でなぞる
2026年7月31日

今日の流れ

  1. 体の中心を感じる(喉元から/頭の上と骨盤底をつなぐ)
  2. 地球の中心から骨盤底へ吸い入れ、頭のてっぺんから抜けていく呼吸
  3. 背骨を真横にくねくねと揺する(回旋は入れない)
  4. 頸椎を上から1つずつ
  5. 胸椎の1番から12番へ
  6. 腰椎の1番から5番、そして仙椎まで
  7. 坐骨で右左のステップ
  8. 全体を統合して、自分なりにほどく
  9. 手で天地の軸をなぞり、真横に開く

ポイント

  • 細かい刺激ほど意識がそちらに向きやすく、力が抜けやすくなります。小さく動かせることが、力が抜けている目印になります
  • 局所に意識を向けながらも、その刺激が全体に関与していくようにイメージします
  • スムーズに動かすには、気持ちよく動かすことが要ります
  • 嫌なところは探せばいくらでも出てきます。心地いい箇所の方を探して、それを伸ばす方向へ
  • 「天地を貫く光の線」も、物理的に言えば空間認識が変わるということです

※この回は配信中に音声のトラブルがあり、前半を記録できませんでした。音声の入っている後半のみのアーカイブです。

身体動態瞑想と習慣稽古を、暮らしの中にお渡しします。

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2026年7月31日
20260717|呼吸で丹田に息を下ろす・平常心の稽古
2026年7月17日
20260717|呼吸で丹田に息を下ろす・平常心の稽古
2026年7月17日

今日の流れ

  1. 普段の呼吸の観察──どこに・どの速さで空気が入っているか
  2. 喉の通り道から、体の中心を感じる
  3. 上下前後左右に均等に息を入れ、吐きながら全身が溶けるように脱力する
  4. 10割吸って3割残し、息を止めたまま空気を上げ下げする──体幹部のお掃除
  5. 下丹田──ぐっ、ぐっ、ぐっと3段階で息を下ろす
  6. 中丹田──胸・脇・背中に均等に入れて、下丹田へ下ろす
  7. さする・揺すると呼吸を組み合わせる(胸・脇・背中)
  8. 仕上げ──心地いい感覚を覚えて、日常へ持ち帰る

ポイント

  • 「頑張って力を抜く」──努力の向き先を、吸う量や吐く長さではなく、気持ちよくほどける方向へ
  • 筋肉は収縮している。その中でどれだけ力が抜けるかが、身体瞑想の重要なポイント
  • 平常心とは「いつも通り」のことではなく、いつでもたおやかな体の状態を保とうとする心のことかもしれません
  • 終わったら切り替えるのではなく、テローンとした状態のまま仕事や家事、人との会話へ

身体動態瞑想と習慣稽古を、暮らしの中にお渡しします。

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2026年7月17日
20260626|3丹田呼吸法・知情意を整え高める
2026年6月26日
20260626|3丹田呼吸法・知情意を整え高める
2026年6月26日

知・情・意と3つの丹田

僕らの精神性を「知・情・意」と言ったりします。この3つには、それぞれ基盤になる身体の部位=丹田があります。

  • 下丹田(おへその下)=意:外からの圧力に負けない、動じない不動心。質感は「ドシーン」と重い
  • 中丹田(胸)=情:人とのつながり、胸が温かくなる、ジーンとする感じ。質感は温かい・熱い
  • 上丹田(額)=知:知的な活動、冷静な判断。質感は涼しい・澄んでいる

それぞれの部位のボディイメージを持つことで、その精神性が高まりやすくなる、という考え方です。

今日の流れ

  1. 知・情・意と3丹田のおさらい
  2. 下丹田(意)――重いボールを下腹部に置き、鼻から吸って圧をためる→揺すってほどく
  3. 中丹田(情)――胸の中心を指でトントン、温かい質感、息を満たす
  4. 上丹田(知)――額の中心をトントン、鼻筋に1本の軸、宇宙の涼しい気が降りてくるイメージ
  5. 3つの丹田を揺すってほどく(ゆさゆさ・もぞもぞ)

ポイント

  • 丹田はスピリチュアルではなく、物理的な構造です。「ドシーン」は内臓の重み、温かさは心臓や血管、涼しさは頭の循環。脱力して呼吸が深く入った結果として、感じられてくるものです
  • 部位が強張ったまま意識ばかり強めると、かえって頭でっかちになることも。土台になる首・肩がほどけていることが大事です
  • 3丹田は順番でも優劣でもありません。感じやすい部位・感じにくい部位は人それぞれ。足りない部分、伸ばしたい部分を探す身体開発として
  • 身体開発は土台づくり。実際に人と関わり、暮らしていく中で、その場所の感覚が呼び起こされてきます

身体動態瞑想と習慣稽古を、暮らしの中にお渡しします。

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2026年6月26日
金朝稽古|身体をほどく
20260911|肩こりを手から肩甲骨までほどく
2026年9月11日
20260911|肩こりを手から肩甲骨までほどく
2026年9月11日

今回は肩こりです。手のひらから始めて、指、肘、上腕、鎖骨とたどり、肩こりの本丸である肩甲骨、最後に首までほどいていきます。肩こりにはいろいろな種類がありますが、そのどれにでも使えるようにお渡ししました。

今日の流れ

  1. 手のひらと手の甲をさする
  2. 手の骨をパラパラにほどく(親指から小指まで一本ずつ)
  3. 肘から下をさすってから、肘をくるくる回す
  4. 上腕をさすってから、揺する
  5. 鎖骨をさすってから、前後に、前回りに揺する
  6. 肩甲骨をモニョモニョと動かす(上側、下側)
  7. 肩甲骨と肩甲骨の間をほどく
  8. 首を横にじわーっと倒す
  9. 全身がいまどんな感じか確かめる

ポイント

  • 肩こりは、だいたい僕らに腕が生えていることによって起きるものでもあります。だから手から始めて、少しずつ中心に近づいていきます
  • 肩がつらいと肩や肩甲骨にばかり意識が向きますが、鎖骨は肩甲骨とつながっています。前側の鎖骨に意識を向けると、体の前後の厚みが感覚に戻ってきて、肩がストンと落ちます
  • 力が抜けたかどうかは、垂れてくるかで分かります。硬いと垂れません。力が抜けるイコール垂れていく
  • 感じながら動かすと、筋肉そのものも変わりますし、それを感じたり動かしたりする脳の部分も鍛えられます
  • 疲れてきたら頑張らずに、別の動きに変えてください。そのときの体に合わせて変えていくのが手入れです

身体動態瞑想と習慣稽古を、暮らしの中にお渡しします。

さらに読む →
2026年9月11日
20260904|体幹部を揺らしてほどく
2026年9月4日
20260904|体幹部を揺らしてほどく
2026年9月4日

体幹を横にくねくね動かし、骨盤から腰、胸、首、頭へと順にほどく身体動態瞑想です。立っても、座っても取り組めます。

2026年9月4日 配信(33分25秒)

体幹を横にくねくね動かし、骨盤から腰、胸、首、頭へと順にほどく身体動態瞑想です。今回は約30分、動きながら体の感覚を確かめます。立っても、座っても取り組めます。

【今日の流れ】

1. 肩を上げてストンと下ろし、体の中心を感じる。

2. 骨盤・仙骨の高さを、横にくねくね動かす。

3. 腰を反らしすぎず、おへその奥を意識して動かす。

4. みぞおち・肋骨をさすりながら、胸へと上がる。

5. 首、頭を小さくゆすり、上から下へ行き来する。

6. 全体をほどき、終わった後の感覚を確かめる。

【ポイント】

・頭のイメージだけで動きを決めず、体から返ってくる感覚を確かめます。

・動きを大きくしたり小さくしたりして、心地よく動けるところを探します。

・頭は大きく振らず、軽くゆすります。

・同じ動きを続ける中で、力の抜け方や、考えごとに注意が移る瞬間を観察します。

【つながる回】

2026/05/22「上肢から鎖骨へ・歩きを瞑想にする」

腕や鎖骨からほどき、日常の歩きへつなぐ回です。

https://www.somaticstudiojapan.com/movie-somatics/v/kinasa-20260522

毎週金曜6時30分〜、somatic studioで配信中。

身体動態瞑想と習慣稽古をお届けしています。

さらに読む →
2026年9月4日
20260828|胸郭を内側から解く
2026年8月28日
20260828|胸郭を内側から解く
2026年8月28日

空気が胸郭の内側をさすり、気持ちよく押し広げてくれるように呼吸します。胸の前側、肩甲骨の裏側、肩甲骨の間へ順番に息を入れる稽古です。

2026年8月28日配信(約33分)

空気が胸郭の内側をさすり、内側から気持ちよく押し広げてくれるように呼吸します。胸の前側、肩甲骨の裏側、肩甲骨の間へ順番に息を入れ、胸郭の前後をまとめて解いていく稽古です。最後に、胸の中心へ温かく柔らかい球をイメージします。

【今日の流れ】

1. 全身を軽くゆすり、「だらー」の感覚を探す

2. 胸骨と肋骨を手でさする

3. 胸で手をさすり、胸郭の細かい動きを出す

4. 胸郭の前側へ息を入れる

5. 左右の肩甲骨の裏側と、肩甲骨の間へ息を入れる

6. 胸郭の前側と後ろ側を同時に動かす

7. 胸の中心に温かく柔らかい球をイメージする

【ポイント】

・空気が胸郭の内側をさすり、気持ちよく押してくれるように呼吸する

・大きく分かりやすい動きより、小さく分かりにくい動きへ意識を向ける

・吸うときは力みやすいため、軽くゆすりながら必要最低限の筋出力を探す

・呼吸がうまくいかない日は、より「心地よく」の方向へ意識を向ける

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2026年8月28日
20260821|コントロールしない呼吸法・心地よさを指針に内側をほどく
2026年8月21日
20260821|コントロールしない呼吸法・心地よさを指針に内側をほどく
2026年8月21日

寝・座・立、どの姿勢からでもできる身体動態瞑想。今回は呼吸法です。「こう呼吸するんだ」とコントロールしようとするほど分からなくなるので、その感覚を手放して、「どうやったら気持ちよくなるかな」と自分の体に問いかけながら進める回です。

今日の流れ

  1. 生唾ごっくんで首の中心を確認し、軽く揺すって体の中心線を通す
  2. 中心の軸上にまっすぐ手を上げて背伸び
  3. 鼻から吸って、息の圧がどこに入るかを感じる(入る場所は人それぞれ)
  4. 吐くほど・吸うほど、その場所がとろとろに溶けていく意識で呼吸する
  5. 骨盤底(左右の坐骨のあいだ)に息を押し当てる
  6. 10吸って10吐く→10吸って3だけ残し、息を止めたまま上げ下ろし(内臓が動く)
  7. 肋間のストレッチ(肘から上げて胸・脇・背中を伸ばす)
  8. 部位別の呼吸(胸の前側・脇・背中・お腹・腰・骨盤底)

ポイント

  • 「こう呼吸しよう」とコントロールするほど、意図と違う方向に行く。伺う姿勢で、気持ちよさを指針にする
  • 息の上げ下ろしで実際に動いているのは内臓。内臓も筋肉なので、物理的な刺激で働きを取り戻していく
  • 終わるときは必ず下ろした状態で終える(上げたままだと交感神経が高くなる)
  • 胸式も腹式も両方大事。肋骨まわりが硬いまま横隔膜だけ動いても気持ちよくない
  • 呼吸法自体が楽しくなっていった先に、身体構造が開発されていく

身体動態瞑想と習慣稽古を、暮らしの中にお渡しします。

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2026年8月21日
20260807|重力を探すと力が抜ける・軸を立てる稽古
2026年8月7日
20260807|重力を探すと力が抜ける・軸を立てる稽古
2026年8月7日

今日の流れ

  1. 軸の上に体を伸ばす(上は頭、下は坐骨を目安に)
  2. 軸を通る呼吸――胸・脇・背中・お腹・腰・骨盤底に均等に
  3. 「いや、いや」と首を小さく回す(頸椎1番から7番へ)
  4. 胸椎1番から12番、腰椎、仙骨まで一つずつ
  5. 背骨の前側の全体を、くねくねとつなげる
  6. 会陰を軸上に引き上げる/力を抜いて落とす
  7. 頭のてっぺんから吸う息と、引き上げた会陰を、鳩尾でぶつける
  8. 額の前のもう一本の線(冷たく涼しい質でイメージする)
  9. 地球の中心から頭のてっぺんまでを貫く軸/小さく揺れたまま一日を過ごす

ポイント

  • コマの原理。回してあげると、その物体の中心が明らかになってきやすい
  • 動かすことだけに行くと、質が伴わずに「固めるように動かす」ことが起きてしまう
  • 重力を感じるということは、力が抜けているということ。力が入っていたら、どこにも落ちない
  • 揺れている感覚があるということは、力が入っていないということ。常に重力に合わせ直しているから

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2026年8月7日
20260731|中心を立てて背骨をほどく・天地の軸を手でなぞる
2026年7月31日
20260731|中心を立てて背骨をほどく・天地の軸を手でなぞる
2026年7月31日

今日の流れ

  1. 体の中心を感じる(喉元から/頭の上と骨盤底をつなぐ)
  2. 地球の中心から骨盤底へ吸い入れ、頭のてっぺんから抜けていく呼吸
  3. 背骨を真横にくねくねと揺する(回旋は入れない)
  4. 頸椎を上から1つずつ
  5. 胸椎の1番から12番へ
  6. 腰椎の1番から5番、そして仙椎まで
  7. 坐骨で右左のステップ
  8. 全体を統合して、自分なりにほどく
  9. 手で天地の軸をなぞり、真横に開く

ポイント

  • 細かい刺激ほど意識がそちらに向きやすく、力が抜けやすくなります。小さく動かせることが、力が抜けている目印になります
  • 局所に意識を向けながらも、その刺激が全体に関与していくようにイメージします
  • スムーズに動かすには、気持ちよく動かすことが要ります
  • 嫌なところは探せばいくらでも出てきます。心地いい箇所の方を探して、それを伸ばす方向へ
  • 「天地を貫く光の線」も、物理的に言えば空間認識が変わるということです

※この回は配信中に音声のトラブルがあり、前半を記録できませんでした。音声の入っている後半のみのアーカイブです。

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2026年7月31日
20260717|呼吸で丹田に息を下ろす・平常心の稽古
2026年7月17日
20260717|呼吸で丹田に息を下ろす・平常心の稽古
2026年7月17日

今日の流れ

  1. 普段の呼吸の観察──どこに・どの速さで空気が入っているか
  2. 喉の通り道から、体の中心を感じる
  3. 上下前後左右に均等に息を入れ、吐きながら全身が溶けるように脱力する
  4. 10割吸って3割残し、息を止めたまま空気を上げ下げする──体幹部のお掃除
  5. 下丹田──ぐっ、ぐっ、ぐっと3段階で息を下ろす
  6. 中丹田──胸・脇・背中に均等に入れて、下丹田へ下ろす
  7. さする・揺すると呼吸を組み合わせる(胸・脇・背中)
  8. 仕上げ──心地いい感覚を覚えて、日常へ持ち帰る

ポイント

  • 「頑張って力を抜く」──努力の向き先を、吸う量や吐く長さではなく、気持ちよくほどける方向へ
  • 筋肉は収縮している。その中でどれだけ力が抜けるかが、身体瞑想の重要なポイント
  • 平常心とは「いつも通り」のことではなく、いつでもたおやかな体の状態を保とうとする心のことかもしれません
  • 終わったら切り替えるのではなく、テローンとした状態のまま仕事や家事、人との会話へ

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2026年7月17日
20260626|3丹田呼吸法・知情意を整え高める
2026年6月26日
20260626|3丹田呼吸法・知情意を整え高める
2026年6月26日

知・情・意と3つの丹田

僕らの精神性を「知・情・意」と言ったりします。この3つには、それぞれ基盤になる身体の部位=丹田があります。

  • 下丹田(おへその下)=意:外からの圧力に負けない、動じない不動心。質感は「ドシーン」と重い
  • 中丹田(胸)=情:人とのつながり、胸が温かくなる、ジーンとする感じ。質感は温かい・熱い
  • 上丹田(額)=知:知的な活動、冷静な判断。質感は涼しい・澄んでいる

それぞれの部位のボディイメージを持つことで、その精神性が高まりやすくなる、という考え方です。

今日の流れ

  1. 知・情・意と3丹田のおさらい
  2. 下丹田(意)――重いボールを下腹部に置き、鼻から吸って圧をためる→揺すってほどく
  3. 中丹田(情)――胸の中心を指でトントン、温かい質感、息を満たす
  4. 上丹田(知)――額の中心をトントン、鼻筋に1本の軸、宇宙の涼しい気が降りてくるイメージ
  5. 3つの丹田を揺すってほどく(ゆさゆさ・もぞもぞ)

ポイント

  • 丹田はスピリチュアルではなく、物理的な構造です。「ドシーン」は内臓の重み、温かさは心臓や血管、涼しさは頭の循環。脱力して呼吸が深く入った結果として、感じられてくるものです
  • 部位が強張ったまま意識ばかり強めると、かえって頭でっかちになることも。土台になる首・肩がほどけていることが大事です
  • 3丹田は順番でも優劣でもありません。感じやすい部位・感じにくい部位は人それぞれ。足りない部分、伸ばしたい部分を探す身体開発として
  • 身体開発は土台づくり。実際に人と関わり、暮らしていく中で、その場所の感覚が呼び起こされてきます

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2026年6月26日
20260619|冷えとり稽古・梅雨の湿邪で滞った流れをほどく
2026年6月19日
20260619|冷えとり稽古・梅雨の湿邪で滞った流れをほどく
2026年6月19日

今日の流れ

  1. 背伸び「うー」で肋間筋をほどく
  2. 首――中心を感じる・くねくね・前後左右に倒して揺する・回旋してだらーっと脱力
  3. 鎖骨をさする
  4. 腕の上げ下げ・脇伸ばし
  5. 胸の前側をさする
  6. 肩甲骨で肋骨をさする/肋骨で肩甲骨をさする(肋骨の上に肩甲骨・鎖骨が乗る)
  7. 呼吸――鼻から胸・脇・背中・腹・腰・骨盤底へ均等に。苦しくなったら栓を抜く
  8. 締め――湿邪で滞った流れを呼吸と胸郭で動かし、梅雨を元気に乗り切る

ポイント

  • 湿邪=流れの停滞。冷えと湿気は「動かして流す」ことでほどける
  • 力を抜いた結果、呼吸は勝手に出る。振り子と同じで、邪魔しなければ体が勝手に動く
  • 頭で邪魔しないこと――上下に抜けていくイメージ

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2026年6月19日
20260612|背骨の前側を揺する・鎖骨で羽ばたく・苦手な動きこそ伸びしろ
2026年6月12日
20260612|背骨の前側を揺する・鎖骨で羽ばたく・苦手な動きこそ伸びしろ
2026年6月12日

今日の流れ

  1. 背伸び――頭のてっぺんと地球の中心、両方に引っ張られるように
  2. 腕の長軸ストレッチ――肩を内巻きにする筋肉を朝のうちにほどく
  3. 生唾ゴクンで喉の中心を見つけ、背骨の前側を首から坐骨まで確認
  4. 脳みそをちゃぷちゃぷ揺すって洗う
  5. 首――エラの後ろ・喉仏・喉元の上、高さごとに優しく
  6. 胸椎からおへその下まで、手とさすり合わせながらくねくね
  7. 側屈と後屈――重力に沿ってじわーっと
  8. 鎖骨――さすり合わせ・前回し後ろ回し・羽ばたき

ポイント

  • 頭の中を「気持ちよく」「くねくね」という言葉で埋め尽くす。黙ってやるより意識が体に向き、他のことが出てきたら思考に行っているサイン
  • 朝は血流が少ない時間帯。一番動きやすい喉仏の高さこそ、優しく優しく
  • 鎖骨をほどくと肩・肩甲骨も一緒に動く。肩甲骨のこわばりは前側の硬さと直接関係している
  • 苦手な動きこそ伸びしろ。不快を避けるだけでなく、その動きの中で気持ちよさを感じるように

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2026年6月12日
20260529|肋骨ほどき・忘れられた体幹部を取り戻す・疲労の中枢を細かく解く
2026年5月29日
20260529|肋骨ほどき・忘れられた体幹部を取り戻す・疲労の中枢を細かく解く
2026年5月29日

今日の流れ

朝の不調を入口に──物語処理と身体への気づきを別個に
自分の中心を感じる(重力に沿ってだらーっと)
会陰(骨盤底)を締めて緩める
会陰から首の軸まで揺すりを繋げる
胸全体を「よしよし」とさする──胸で手をさする・手で胸をさする
胸を部位別に(上・下・左上・左下・右上・右下・みぞおち横)
背中を細かく(首根っこ・肩甲骨の間・肩甲骨の下)
手を伸ばして自分の中心に戻る

ポイント

  • 物語処理(推理・理性)は否定せず、それと「別個に」身体への気づきを並列で大事にする
  • 「気持ちいい」に意識を向けるのは、ただ撫でるだけだと雑な動きも許容されてしまうから
  • さする側とさすられる側を一体にする「主客合一」──西洋的二進法や会話の区分ともつながる
  • 「頭疲れた」が良い感覚──筋トレと違って脳と筋肉を神経系でつなげる、脳を鍛える営み

身体動態瞑想と習慣稽古を、暮らしの中にお渡しします。

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2026年5月29日
20260515|首から肋骨をひらく呼吸・手をほどく
2026年5月15日
20260515|首から肋骨をひらく呼吸・手をほどく
2026年5月15日

今日の流れ

  1. 頭のてっぺん(百会)から骨盤底まで、自分の中心を1か所ずつ確かめる
  2. 肩をギューッと上げて、落とす
  3. 鼻と盆の窪を結んだ高さを支点に、頭を左右に揺する
  4. 頸椎を3センチずつ下りながら、1個ずつほどく
  5. 胸椎を1番から12番まで、肋骨を触りながらほどく
  6. 胸に手を当てて、内側から膨らませる呼吸
  7. 脇(肋骨の横側)を膨らませる呼吸
  8. 肩甲骨で肋骨をさする/肋骨で肩甲骨をさする
  9. 背中を、肩甲骨の下・肩甲骨の高さ・肩甲骨の上の3段に分けて膨らませる
  10. 手首・前腕・手の甲・指を1本ずつ、さすって揺すってほどく

ポイント

  • だらーの方向は、うつむくことではなく、重力の真下
  • 身体の部位に意識を向けることと、「気持ちいい」という体験の記憶を頼りにすること、どちらも要る。片方だけに寄ると動きの質が変わってしまう
  • 「うまくできた」を求めない。探しながら試行錯誤すること自体が、脳と身体の状態を書き換えていく
  • 手をコントロールする脳の場所は大きい。手の状態を変えることは、脳の状態にも関わってくる
  • まとまった時間の練習だけでなく、テレビを見ながら10分続けるような長い時間の使い方も効いてくる

身体動態瞑想と習慣稽古を、暮らしの中にお渡しします。

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2026年5月15日
水夜身体会|身体から考える
20260909|【専門書解説シリーズ】『カウンセリングとは何か』を読む・人が変わることを支える
2026年9月10日
20260909|【専門書解説シリーズ】『カウンセリングとは何か』を読む・人が変わることを支える
2026年9月10日

東畑開人『カウンセリングとは何か』を紹介。危機を見立て、生活を支え、その人の生き方や自立へ伴走する過程をたどります。大沼自身の臨床経験も交え、身近な人との関わりを考えます。

2026年9月9日 配信(42分01秒)

専門書解説シリーズ

東畑開人『カウンセリングとは何か 変化するということ』(講談社現代新書)を紹介します。心が苦しくなったとき、カウンセリングは何を支えるのでしょうか。本書をもとに、危機への対応から、その人の生き方や自立を支える関係までをたどります。

【今回扱った問い】

・「私」と「世界」の間で、心はどのように働いているのか。

・苦しい状況にある人を支えるとき、何から確かめるのか。

・自分を守ってきた「鎧」が、今の関係で苦しさを生むのはなぜか。

・人が変わったことを、生活の変化と本人の実感からどう捉えるのか。

【本書から紹介した内容】

危機の程度と、その人を支える資源を見立てること。「生き延びる」ための生活の支えと、「どう生きるか」を探ること。体、環境、身体感覚、認知への支援と、対人関係に繰り返し現れるパターンを取り上げます。最後は、カウンセラーとの関係から自立し、別れへ向かう過程を考えます。

配信中には、大沼自身の臨床経験も補足しています。相談を一人で抱えず専門家へつなぐことや、体のこわばりと思考の関係、相手を支える中で自分の癖にも気づくことを話しました。身近な人との関わりや、自分を振り返るきっかけとしても聞いていただける回です。

【大沼の身体からの補足につながる回】

2026年5月27日 水夜身体会「『嫌なこと』との付き合い方(筋肉の鎧と表情筋)」

https://www.somaticstudiojapan.com/movie-somatics/v/20260527

毎週水曜21時から、somatic studioで配信しています。

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2026年9月10日
20260826|「ないより、あったほうがいい」は、どこまで続くのか
2026年8月27日
20260826|「ないより、あったほうがいい」は、どこまで続くのか
2026年8月27日

お金や評価は、暮らしに実際に役立ちます。だからこそ、1回ごとの合理的な選択の裏で、時間、休息、身体、人間関係が見えにくくなる。本能か社会かの二択にせず、野生を殺さない理性で、身体からの情報を判断へ戻す回です。

2026年8月26日 配信(約30分)

テーマ:「ないより、あったほうがいい」は、どこまで続くのか。お金、評価、資格、再生数は、暮らしに実際に役立ちます。だからこそ、1回ごとの合理的な選択を重ねるうちに、時間、休息、身体、人間関係など、選ばなかったものが見えにくくなります。

【今日扱った問い】

・数字や評価が「道具」から「主人」へ変わるのは、どんなときか。

・なぜ自分の感覚や、やりたいことが分からなくなるのか。

・本能か社会かの二択にせず、何を判断材料にするか。

【見立ての要点】

・社会で通用する理由は、明確で説明しやすく、実際に利益がある。その選び方は繰り返すほど強化される。

・感覚は突然消えない。確認しない、判断の理由にしない、言葉にしないことが重なると、拾いにくくなる。

・お金や評価を悪者にしない。何を決める権限まで渡しているかを見る。

・理性は身体を抑え込むためではなく、構造を知り、身体からの情報を判断へ戻すために使う。「野生を殺さない理性」が今回の結び。

【つながる回】

・身体の教養ラヂオ #52「『成功』という言葉を軽蔑してみよう。」

https://open.spotify.com/episode/0S3RoBwl8Ma6cEop387R4l

・2026/03/25 水夜身体会「身体図式は暮らしで書き換わる」

https://www.somaticstudiojapan.com/movie-somatics/v/20260325

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2026年8月27日
20260819|手放すとは何か──「手放そう」という意志も執着の形をしている
2026年8月19日
20260819|手放すとは何か──「手放そう」という意志も執着の形をしている
2026年8月19日
テーマ:「手放すとは何か」 ── 8月17日に配信したポッドキャスト #51(コントロールではなく介入)の続きです。「全部手放しましょう」という言い方への引っかかりを、四諦をたどりながら身体の側から解いていきます。お盆の休み明け、再開の回です。

8月17日に配信したポッドキャスト #51(コントロールではなく介入)の続きです。「全部手放しましょう」という言い方への引っかかりを、四諦をたどりながら身体の側から解いていきます。お盆の休み明け、再開の回です。

今日扱った問い

  • 「手放しましょう」と言い続けているとき、手放していることになるのでしょうか
  • ブッダが「手放す」と言ったとき、何を手放すと言っていたのでしょうか
  • 感情や身体反応をコントロールできないなら、僕らには何ができるのでしょうか
  • 支援者が消耗しないためには、境界線を引くしかないのでしょうか

見立ての要点

  • 「これを私は手放すのだ」とずっと見つめている間は、意思としてはそこに執着している形になります
  • 「〜でなくてもいい」と言い直すことと、「そう思ってしまう自分がいる」と認めることは、レイヤーが違います
  • 不快な感覚の方に意識が行くと、心地いい時の感覚を思い出せなくなります。これが「感情に飲まれる」ということです
  • 痛い場所から始めなくてかまいません。どこか感じやすいところが1つあれば、そこを頼りにいい方向へ倒していけます
  • 支援者が消耗するとき、要るのは境界線ではなく、自分の体験が想起されるような聞き方かもしれません

つながる回

次回は横隔膜と呼吸法を扱います。

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2026年8月19日
20260805|考えが止まらないのは考えすぎだからではない・代償思考と軸
2026年8月5日
20260805|考えが止まらないのは考えすぎだからではない・代償思考と軸
2026年8月5日

頭がぐるぐる回っているとき、体のほうは黙っています。その仕組みと、軸から戻る道すじを話しました。

今日扱った問い

  • 布団に入っても考えが止まらないのは、なぜ起きるのか
  • 研究のほうでは、どこまで分かっているのか
  • 昔の人は、同じことをどう捉えていたのか
  • では、どうするのか

見立ての要点

  • 考えが止まらないとき、本人は「考えが止まらない」ことには気づいているが、「体が黙っている」ことには気づいていない
  • 体からの報告が届かないと、脳は空白を嫌って理由をつけ始める。これを代償思考と呼んでいる。「考えすぎ」と言うと性格の話になるが、代償思考と言えば体と脳の関係の話になる
  • 2007年のトロント大学の研究で、体の感覚に意識を向けているとき、自分についての物語を作る脳の場所が静かになることが示されている。ただしこれが正解というわけではなく、判断材料のひとつ
  • 仏教の古い層に戯論(けろん)という言葉がある。感じたものから勝手に増えていく、という捉え方
  • 軸は、固めて太くするものではない。建築の柔構造と同じで、細かいパーツがバランスを取った結果、1本の線として立ち上がってくる。五重塔には大黒柱がない
  • 背骨を1個ずつ、動きを10分の1に小さくして動かす。大きく動かすと背骨ごと運ばれてしまう(代償動作)
  • 感じられないのは意識の向け方が悪いからではなく、実際にそこがこわばっているから
  • 「気持ちいい」を指標にする。体が合理的な方に向かっているサインだから

当日のスライド(15枚)

スライド1スライド2スライド3スライド4スライド5スライド6スライド7スライド8スライド9スライド10スライド11スライド12スライド13スライド14スライド15
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2026年8月5日
20260429|理性で信用するのか、野生で信頼するのか
2026年4月29日
20260429|理性で信用するのか、野生で信頼するのか
2026年4月29日

今日扱った問い

  • 僕らは何をもって、その人を信用しているのか
  • 「この人は大丈夫そうだ」という身体の感じと、「この人はこういう立場の人だ」というラベルは、どちらが先に効いているのか
  • 社会的なラベルが何もない人を前にしたとき、自分の中で何が起きるのか

見立ての要点

  • 眼差しや手の震え方といった身体の側の情報で「悪い人ではなさそうだ」と感じていたのに、腑に落ちたのは「そのお金はどこから出ているのか」を聞いたときだった
  • 普段は「信用は肩書きではない」と思っていても、社会的な信用が土台にあったうえで身体の感じを使っていた、という順番だったのかもしれない
  • 身体の感じだけで振れば騙されることもある。かといって社会的なラベルしか信用できないのは、身体性のほうが働かなくなっている状態でもある
  • どちらが大事か、バランスの問題か、というより、2つの層が重なっているという見方をしている
  • 泊めた晩、身体はずっとこわばっていた。頭で「大丈夫だ」と決めても、身体は別の答えを出していることがある
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2026年4月29日
20260114|肩こりの理解の仕方と解消ワーク
2026年1月14日
20260114|肩こりの理解の仕方と解消ワーク
2026年1月14日

今日扱った問い

  • 「肩こり」と一口に言うが、本当はどこが固まっているのか
  • 表層の僧帽筋をほぐしてもなかなか取れないのはなぜか
  • 胸郭・肋骨の側からアプローチすると、肩はどう変わるのか

見立ての要点

  • 「肩こり」は一つの記号にすぎない。人によって本当に張っている場所はばらばら
  • 体には「肋体」と「肩甲体」がある。表層の僧帽筋ではなく、土台の肋骨そのものの動きをほどく
  • 胸の前側に手を当ててさする──手で胸をさする/胸で手をさする、を逆転させると、自然と背中側まで動いてくる
  • 肩こり・背中こり・腰の張り・胃腸不調は、すべて肋骨という同じ土台の上で起きている
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2026年1月14日
20250813|体をどう捉えるか・大沼の身体観と身体的合理性
2025年8月13日
20250813|体をどう捉えるか・大沼の身体観と身体的合理性
2025年8月13日

今日扱った問い

  • なぜ脱力やリラックスが必要なのか
  • 「自由」とは、何にも縛られないことなのか。制約の中で適応しきることなのか
  • 身体にとっての自由とは何か
  • ネガティブをポジティブに変えようとする取り組みは、どこがずれてしまうのか

見立ての要点

  • 手本にしているのは水。器の形に沿い、広いところでは広がり、狭いところでは細くなって、ストレスなく流れていく
  • 身体の自由は、締まることもたるむこともできる幅の大きさで見る。幅が大きいほど、ゆるんだ状態(この見方は運動科学者の高岡英夫先生が提唱しているものだと、大沼が配信の中で述べています)
  • 赤ちゃんはその幅がいちばん大きい。歳を重ねるほど幅が狭まり、締まることもたるむこともできなくなっていく
  • 頭では動いたほうがいいと分かっているのに動けないのは、身体が固まる方向へ行っているから、という見方ができる
  • ポジティブとネガティブのどちらが良いかではなく、その往復が自由にできない状態のほうを問題として見ている
  • 型のある実践は、内側の感覚よりも形のほうに目が行きやすくなるという面がある
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2025年8月13日
20251015|身体的合理性とは?重力とどう適応するか
2026年8月5日
20251015|身体的合理性とは?重力とどう適応するか
2026年8月5日

今日扱った問い

  • 身体合理性とは、何を指している言葉なのか
  • なぜ身体の状態が、思考や気分を左右するのか
  • 何もしていないのに首や肩や腰が痛むのは、どこから来ているのか
  • 「良い姿勢」を筋肉で作ろうとすると、なぜ苦しくなるのか

見立ての要点

  • 身体のそれぞれのパーツが機能を十分に果たせている状態を身体合理性と呼んでいる。その状態だと脳に「今は大丈夫だ」という情報が届き、防御に回していた分を目の前のことに使える
  • 睡眠・食事・運動といった行動が効くのは、その裏で身体合理性が高まっているから。だったら直接そこへ働きかければいい
  • 陸に上がってからの進化は、重力にどう適応してきたかの歴史としても読める
  • 頭のてっぺん(百会)から吊るして揺すり、そっと地面に下ろす。歪みは重力に沿うことで自然に消えていく。筋肉で無理に立たせるのは、重力と喧嘩している状態
  • 重心の通り道:足裏を3つに分けた内側から1つ目と2つ目の境目あたり → 膝はお皿ではなく骨の中心のやや後ろ → 股関節の真ん中 → 腰椎の少し前側
  • 胸郭は骨と骨のつながりが多く、大きくは動かない。だから痛みとしては出にくいが、負担は溜まりやすい
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2026年8月5日
20260722|実家に帰ると疲れる・胸から親子をほどく
2026年8月2日
20260722|実家に帰ると疲れる・胸から親子をほどく
2026年8月2日

「親子を身体で読む――胸が閉じる、胸がひらく」 ── 実家に帰ると疲れる、親の前だと身構える。それを胸郭・肋骨の側からほどいていきます。

今日扱った問い

  • 親子の悩みを思考で辿ると、なぜ「誰が悪い」に行き着いてしまうのか
  • 「大丈夫」と言い聞かせても楽にならないのはなぜか
  • 情や余裕に関わる胸(中丹田)を、どこからほどくのか

見立ての要点

  • 思考は体に根差す。体が怯えて固まったままでは、言い聞かせても変わらない
  • 親子の苦しさは、体という変数を入れると「どこにもぶつけなくていい」ものになる
  • 腕の根っこは肩甲骨の内側のヘリ。そこから動かすと肋骨全体が動き、呼吸が深まる
  • 胸がポカポカした状態でなら、同じ場面でも立ち上がってくる思考が変わる
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2026年8月2日
20260520|なぜ眠れないのか
2026年8月2日
20260520|なぜ眠れないのか
2026年8月2日

思考が暴走するワケと処方箋 ── 「考えすぎて眠れない」のではなく「眠れないから考えすぎる」。眠りは「とる」ものではなく「起きる」もの。身体論から眠れない夜を整理し直し、処方箋を3つ紹介します。

今日扱った問い

  • なぜ眠れない夜は思考が暴走するのか
  • 「眠ろう」と頑張るほど眠れないのはなぜか
  • 身体の側からその条件をどう整えていけるか
  • なぜ「分かりやすい指標」ではなく「感覚」を頼りにする必要があるのか

見立ての要点

  • 思考は原因ではなく、身体合理性が下がった結果 ── 弱った動物は悲観的に動く方が生存確率が上がる
  • 眠りは「とる」ものではなく「起きる」もの。身体の条件を整えれば自然と立ち上がってくる
  • 思考反芻は社会構造的にも駆動される ── 個人の問題ではなく、社会そのものがその檻を推奨している
  • 3つの処方箋:(1) 脇腕背伸び呼吸で胸郭を6箇所ほぐす、(2) 仰向け足ゆすりで全身に振動を伝える、(3) ボディスキャンで全身の脱力を確認する
  • 全部やり切ろうとせず、心地よさに浸りきること ── 数字で出せる指標ではなく感覚を頼りにする
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2026年8月2日
20260121|噛み締め食いしばり
2026年7月30日
20260121|噛み締め食いしばり
2026年7月30日

顎が固まる原理と、ボトックスでは届かない奥側の咀嚼筋・舌までほどく実践。

今日扱った問い

  • なぜ寒さやストレスで顎が固まるのか
  • 咬筋をほぐしても食いしばりが取れないのはなぜか
  • 顎周りを「だらしなく」ほどくにはどうすればいいか

見立ての要点

  • 食いしばりは「熱を作る」「自分を奮い立たせる」「対象を遮断する」という防御反応の一つ
  • ボトックスや咬筋マッサージは外側の一面でしかない。側頭筋、内側翼突筋・外側翼突筋、舌までの層で見立てる
  • 「だらしない顔」を意図的に作ること自体がほどく稽古になる。締まりがない=硬縮がない、ということ
  • 顎は上下・左右・前後・回旋と複雑に動く関節。「ゆする」のコンパスは、強さではなく心地よさ
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2026年7月30日
20260128|首の付け根のコリ
2026年7月30日
20260128|首の付け根のコリ
2026年7月30日

「高速配信(頸胸移行部)」は赤ちゃんが首を座らせた瞬間から固まり続けている場所。柱の角・胸の動き・呼吸の三本柱でほどく実践と、対人コミュニケーションへの応用まで。

今日扱った問い

  • なぜ首の付け根(頸胸移行部)は誰もが固まりやすいのか
  • 「凝りを感じない」のは本当に楽な状態なのか
  • ほどけた身体は、人前で話す場面にどう効いてくるのか

見立ての要点

  • ここは赤ちゃんが首を座らせるときに最初に固まる場所。直立二足歩行という人類の進化の負担を引き受け続けている
  • 凝りすぎて感覚が上ってこない人もいる。「気にならない」と「楽」は別もの
  • 柱の角に背骨の縁を当てて「もぞもぞ」、胸を動かして連動させる、呼吸で関節をほどく──三つの入口を組み合わせる
  • 動かし方の指標は「心地よさ」。集中=縮こまる方向なので、頑張ってだらーっと力を抜く方向に意図する
  • ほどけた身体を持ち込んで人と話す稽古を重ねると、結果としてブレない自分が立ち上がってくる
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2026年7月30日
専門書解説シリーズ
20260909|【専門書解説シリーズ】『カウンセリングとは何か』を読む・人が変わることを支える
2026年9月10日
20260909|【専門書解説シリーズ】『カウンセリングとは何か』を読む・人が変わることを支える
2026年9月10日

東畑開人『カウンセリングとは何か』を紹介。危機を見立て、生活を支え、その人の生き方や自立へ伴走する過程をたどります。大沼自身の臨床経験も交え、身近な人との関わりを考えます。

2026年9月9日 配信(42分01秒)

専門書解説シリーズ

東畑開人『カウンセリングとは何か 変化するということ』(講談社現代新書)を紹介します。心が苦しくなったとき、カウンセリングは何を支えるのでしょうか。本書をもとに、危機への対応から、その人の生き方や自立を支える関係までをたどります。

【今回扱った問い】

・「私」と「世界」の間で、心はどのように働いているのか。

・苦しい状況にある人を支えるとき、何から確かめるのか。

・自分を守ってきた「鎧」が、今の関係で苦しさを生むのはなぜか。

・人が変わったことを、生活の変化と本人の実感からどう捉えるのか。

【本書から紹介した内容】

危機の程度と、その人を支える資源を見立てること。「生き延びる」ための生活の支えと、「どう生きるか」を探ること。体、環境、身体感覚、認知への支援と、対人関係に繰り返し現れるパターンを取り上げます。最後は、カウンセラーとの関係から自立し、別れへ向かう過程を考えます。

配信中には、大沼自身の臨床経験も補足しています。相談を一人で抱えず専門家へつなぐことや、体のこわばりと思考の関係、相手を支える中で自分の癖にも気づくことを話しました。身近な人との関わりや、自分を振り返るきっかけとしても聞いていただける回です。

【大沼の身体からの補足につながる回】

2026年5月27日 水夜身体会「『嫌なこと』との付き合い方(筋肉の鎧と表情筋)」

https://www.somaticstudiojapan.com/movie-somatics/v/20260527

毎週水曜21時から、somatic studioで配信しています。

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2026年9月10日
20260107|世阿弥から読む、稽古と型と守破離|身体の教養の意図
2026年1月7日
20260107|世阿弥から読む、稽古と型と守破離|身体の教養の意図
2026年1月7日

なぜ「身体の教養」を学習コースとして「型」で組んだのか。日本古来の指導方法から読み解きます。

今日扱った問い

  • なぜ大沼は「身体の教養」をある種の型として設計したのか
  • 「稽古」「型」「守破離」とは本来どういう構造を持つものか
  • 頭で考えてもうまくいかない悩みに、身体からどう応じるか

見立ての要点

  • 「稽古」とは古くから学ぶこと──反復の先にプロセスを習熟していく営み
  • 「型」は一つの点。守ることでその点と点をつなぐ「線」が自分の中に立ち上がる
  • 「守破離」の本来の解釈は、型を守るがゆえに自分なりの型が見え始める「破」、線が育って点が変わっていく「離」
  • 思考の中で答えを探しても帰着しない。身体に戻って感覚を引き出すことが、ぐるぐる思考からの出口
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2026年1月7日
20251001専門書解説|宗教認知科学入門: 進化・脳・認知・文化をつなぐ
2025年10月1日
20251001専門書解説|宗教認知科学入門: 進化・脳・認知・文化をつなぐ
2025年10月1日

宗教認知科学入門: 進化・脳・認知・文化をつなぐ 単行本 – 2025/5/2 クレア・ホワイト (著), 藤井 修平 (翻訳), 石井 辰典 (翻訳), 中分 遥 (翻訳), 柿沼 舞花 (翻訳), 佐藤 浩輔 (翻訳)

宗教はなぜ世界中で信じられているのか。認知と進化の観点から宗教現象を分析する新分野、「宗教認知科学」の世界初の教科書。
科学の視点から宗教を見ると、興味深いことがいろいろとわかってきた。宗教認知科学は、人間の認知が宗教的な思考や行動に果たす役割を、認知科学、進化生物学、心理学、神経科学、人類学などの知見から解明を試みる学際的な分野。初学者向けの教科書であり、当分野の視点、研究方法、代表的研究を網羅した基礎的文献、堂々刊行。
【原著】Claire White, An Introduction to the Cognitive Science of Religion: Connecting Evolution, Brain, Cognition and Culture(Routledge, 2021)
【目次】
献辞
序文
謝辞
第1章 宗教認知科学とは
行動主義への反発を発端とした1950年代の認知革命
1990年代の文化研究への反発としての宗教認知科学
CSRの初期の開拓者が提起した当時の文化研究への異論
宗教研究への新たな認知的アプローチのはじまり
CSRの草創期における進化的アプローチの影響
今日のCSRの形成
本章のまとめ
第2章 前提となる知識
古典的な宗教の概念化
CSRにおける宗教の概念化
CSRにおける信念の概念化
本章のまとめ
第3章 解き明かすべき問い
なぜある種の宗教的な考えや行動は途絶えることがないのか
宗教的な考え・行動を支える認知的・心理的基盤
人の持つ認知的傾向はどこから生まれるか
文化と認知はどのように相互作用して宗教を生み出すのか
本章のまとめ
第4章 研究方法
方法論的仮定

  1. 宗教は科学的な方法で研究できる
  2. 方法論的自然主義
  3. 方法論的多元主義
  4. CSRにおける学際的な統合

本章のまとめ
第5章 世界のあり方
現実世界の起源と成り立ちの説明
なぜ人々は進化論を拒否し、創造論を支持するのか
進化の理解を妨げ、創造論を好む認知バイアス
直観と科学的事実が衝突するとき
宗教的思考と科学的思考の合理性
世の中の出来事を説明する――併存的思考
世の中の出来事を説明する――道徳的正義の思考
本章のまとめ
第6章 死後の世界
死後の世界に関する認知論
死後の世界についての文脈論
死後の世界の信念を支える直観
永遠の生を希求する人々――死後の世界についての動機論
死後の世界の存在についての認識論的含意
本章のまとめ
第7章 超自然的行為者
超自然的行為者概念の獲得と発達
大人の超自然的行為者概念の表象
超自然的行為者概念の広まり――反直観的バイアス
超自然的行為者概念の広まりについての認知的説明
超自然的行為者の認知的理論の持つ哲学的含意
本章のまとめ
第8章 道徳
道徳はどこから来たのか
宗教は現代社会においてどのように道徳的な意思決定と行動に影響を与えるのか
宗教と道徳の関係に関する進化認知科学の視点
宗教と道徳への新たな分解アプローチ
本章のまとめ
第9章 儀礼I――儀礼の学習・表象・伝達
儀礼とは何なのか
いかに儀礼は学習されるのか
儀礼はどのように表象されるのか
儀礼はどのように伝達されるのか
本章のまとめ
第10章 儀礼II――儀礼の機能
儀礼は個人のために何をするのか
儀礼は集団のために何をするのか
本章のまとめ
第11章 まとめと今後の方向性
CSRの哲学的・神学的意味合い
評価と意味合い、将来の方向性
本章のまとめ

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2025年10月1日
20250910/【専門書解説シリーズ】友情の身体学|ロビン・ダンバー
2025年9月10日
20250910/【専門書解説シリーズ】友情の身体学|ロビン・ダンバー
2025年9月10日

普段読んでいる本を紹介する専門書解説シリーズの回です。進化人類学者ロビン・ダンバーの友情についての本を取り上げ、つながりや絆を身体の側から読み直しました。

今日扱った問い

  • 人間関係は心の問題、コミュニケーションの問題と捉えがちだが、その手前に身体の反応があるとしたらどうか
  • 友人は多ければ多いほどいいのか。持てる数に制限はあるのか
  • 言葉を交わす以前に、僕らは何を共有してつながっているのか

見立ての要点

  • 社会的なつながりの欠如が死亡リスクに与える影響は、喫煙や飲酒、運動不足といった健康リスクに匹敵するという研究があります。ブリガムヤング大学の148研究・対象者30万人超の分析では、社会的サポートやコミュニティ参加が多い人の生存可能性が50%高かったと報告されています
  • 一方で、関係を持てる人数には脳の大きさによる制約があるという仮説(ダンバー数)があります。だいたい150人、その内側に5人・15人・50人の層があり、社交時間の約60%が15人以下のグループに使われていると言われます
  • 霊長類は毛づくろいでつながりを作ります。人の皮膚には秒速5センチ程度の穏やかな撫で方に反応するC触覚神経があり、そこが働くとエンドルフィンが出ます。人間は笑う・歌う・踊る・一緒に食べるといった形で、それを集団でやる方法に発展させてきたという見方ができます
  • 友人同士は遺伝子が似ている可能性が高い、同じ映画を見ているときの神経反応のパターンが似ているという研究もあります。「当たり前」や「なんとなく」が似ている人と友人になりやすい、と読めます
  • つながりを深めたいときに言葉や記号だけに偏ると、かえって破綻の方向に進むことがあります。何かを身体的に共有することが基盤になっている、というのがこの本から受け取ったところです
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2025年9月10日
私塾|身体と臨床を深める
肩こりから覚える解剖と傾聴|令和8年9月10日
2026年9月10日
肩こりから覚える解剖と傾聴|令和8年9月10日
2026年9月10日

肩こりでおなじみの僧帽筋を、位置と動きから覚え直します。後半は、相手の話を聴かずに説得する練習と、聴いた言葉をそのまま返す練習を続けてやり、話す側で何が起きるかを比べます。

【内容】
■ 僧帽筋は、首から肩・背中へ広がる(起始と停止)
■ 上部・中部・下部で働きが違う ── 肩甲骨を上げる、寄せる、下げる
■ 人によって張る場所が違う理由
■ モゾモゾさせてほどく/肘や手を揺らして外からほどく
■ 傾聴とは、相手の経験と、その受け取り方を聴くこと
■ 練習1:わざと聴かずに説得する
■ 練習2:オウム返し(反復)で聴く
■ 振り返り ── 説得されたときと、聴いてもらったとき

講義アーカイブ(スライド・解説つき)はこちら:
https://www.somaticstudiojapan.com/sijyuku-archive/shijuku-archive-28-shoulder-and-listening

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2026年9月10日
腹横筋と「大丈夫」の感覚|令和8年9月3日
2026年9月3日
腹横筋と「大丈夫」の感覚|令和8年9月3日
2026年9月3日

腹横筋の位置を図と手で確かめ、呼吸を続けながら、お腹をへこませる動きとゆるめる動きを試しました。後半は「大丈夫」という言葉の違いを対話し、いつもの自分に戻るときの身体を、場所・質感・形・動きから確かめました。

腹横筋と「大丈夫」の感覚

令和8年9月3日(木)21:00〜

腹横筋の位置を図と手で確かめ、呼吸を続けながら、お腹をへこませる動きとゆるめる動きを試しました。後半は「大丈夫」という言葉の違いを対話し、いつもの自分に戻るときの身体を、場所・質感・形・動きから確かめました。

【内容】

■ お腹の前だけで、動きを終わらせない。

■ 「へこませる」にも、違うやり方がある。

■ 手を目印に、動かす場所を変えてみる。

■ 締める、ゆるめる。その動きに息がついてくる。

■ 「大丈夫」と言うとき、何をしているのか。

■ 聞き出そうとせず、互いの使い方を話す。

■ 戻った「いつもの自分」は、どんな身体なのか。

■ 具体的に聞いたあと、「安心感」へ戻る。

講義アーカイブ(スライド・解説つき)はこちら。

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2026年9月3日
肋間筋と、最近あった嬉しかったこと|令和8年8月27日
2026年8月27日
肋間筋と、最近あった嬉しかったこと|令和8年8月27日
2026年8月27日

最近あった少し嬉しかったことを入口に、胸郭と肋間筋を動かしながら、心地よさを手がかりに理性と野生のやり取りを確かめました。

令和8年8月27日(木)21:00〜

最近あった少し嬉しかったことを入口に、胸郭と肋間筋を動かしながら、心地よさを手がかりに理性と野生のやり取りを確かめました。

【内容】

・最近あった、少し嬉しかったこと

・社会的な合理性と身体的な合理性を、いったん分けて考える

・肋間筋は、外側・中間・内側の三層

・ポンプハンドル運動とバケツハンドル運動

・「うー」と吐きながら、胸の上側を小さく持ち上げる

・理性で動く方向を決め、心地よさを手がかりに、野生から返ってくる感覚を確かめる

講義アーカイブ(スライド・解説つき)はこちら:

https://www.somaticstudiojapan.com/sijyuku-archive/shijuku-archive-26-intercostal-and-happy-memory

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2026年8月27日
手放す ── 思い通りにならない、を身体から|令和8年8月20日
2026年8月20日
手放す ── 思い通りにならない、を身体から|令和8年8月20日
2026年8月20日

横隔膜は、動かそうと思って動かせません。それでも呼吸は続いています。思い通りにならないことと、働きかけられることは、両立しています。

■ 手放すという言葉を、身体の側から見る
■ 横隔膜はどこにあるか ── 胸とお腹の仕切り、腰の骨の前まで下りている脚
■ みんなで実技 ── 水をひと口飲んで中心を確かめ、みぞおち・左右の脇腹・背中の順に
■ 横隔膜の動きを、肋間筋や脊柱起立筋の動きと分ける
■ 動かす神経は、首の高さから下りてくる(C3〜C5)
■ 腰の骨の前で、大腰筋と重なっている ── 丹田の話
■ 理性と野生でコミュニケーションする ── 体をコントロールしようとしない
■ セッション練習 ── 今日の呼吸で出た感覚と、コントロールしようとする気持ち
■ 振り返り ── 執着とコントロール、身体反応の分析、チェアワークという技法

講義アーカイブ(スライド・解説つき)はこちら:
https://www.somaticstudiojapan.com/sijyuku-archive/shijuku-archive-25-letting-go

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2026年8月20日
手放す ── 質問回答|令和8年8月20日
2026年8月20日
手放す ── 質問回答|令和8年8月20日
2026年8月20日

本編のあとの30分です。残った方との質問回答で、感じ取れないときにどこから入るか、学ぶことと身体の疲れの関係を話しています。

■ 横隔膜の動きを、肋間筋や脊柱起立筋の動きとどう分けるか
■ 感じ取れないときの手がかりは、胃 ── 水を飲んで、その感覚を頼りにする
■ 感覚を言葉にできるまでには時間がかかる
■ 深められない、分かったふりをしてしまう、という不安について
■ 疲れているときに知的好奇心が落ちるのは自然なこと。身体の回復が先
■ 大沼がこの仕事を始めた原点
■ 難しく考えるより、楽しいと感じる活動の中に呼吸を入れるほうが早い

講義アーカイブ(スライド・解説つき)はこちら:
https://www.somaticstudiojapan.com/sijyuku-archive/shijuku-archive-25-letting-go

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2026年8月20日
代償思考と軸 ── 支援場面で軸を見る|令和8年8月6日
2026年8月6日
代償思考と軸 ── 支援場面で軸を見る|令和8年8月6日
2026年8月6日

代償思考と軸 ── 支援場面で軸を見る
令和8年8月6日(木)21:00〜

身体感覚が薄いところを、思考で補う──それが代償思考。判断が増えた場面で、軸の状態を見ていきます。

【内容】
■ 代償思考は短く、軸を長く
■ 軸は、固めて作るものではない
■ 判断が増えた場面で、軸の状態を見る
■ 大きく動かす/小さく動かす
■ 軸が立てば関係が良くなる、とは言いません
■ 聴きながら、自分の軸を確認する

講義アーカイブ(スライド・解説つき)はこちら:
https://www.somaticstudiojapan.com/sijyuku-archive/shijuku-archive-24-axis

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2026年8月6日
地に足がつく ── 掴もうとするほど、足は乗れなくなる|令和8年7月30日
2026年7月30日
地に足がつく ── 掴もうとするほど、足は乗れなくなる|令和8年7月30日
2026年7月30日

地に足がつく ── 掴もうとするほど、足は乗れなくなる
令和8年7月30日(木)21:00〜

「地に足がついていない感じがする」──たとえ話なのか、身体の記述なのか。足元から確かめていきます。

【内容】
■ 体重が通るのは、内側の一本──母指球・小指球・かかとの三角形
■ すねの骨の真下に、距骨がある──前と後ろから挟んでいる二つの筋
■ 掴まないで、すねの骨の真下に預ける
■ 見るところから始めて、忘れるところで終わる
■ 「地に足がついていない感じって、どんな感じですか」──聴き手の型を、毎回同じものにする
■ 立ち止まったときに、内くるぶしの真下に預ける

講義アーカイブ(スライド・解説つき)はこちら:
https://www.somaticstudiojapan.com/sijyuku-archive/shijuku-archive-23-grounded-feet

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2026年7月30日
親子と胸郭 ── 胸が閉じる、胸がひらく|令和8年7月23日
2026年7月23日
親子と胸郭 ── 胸が閉じる、胸がひらく|令和8年7月23日
2026年7月23日

親子と胸郭 ── 胸が閉じる、胸がひらく
令和8年7月23日(木)21:00〜

親の前で胸が閉じる。それは今の体の構え──胸郭と肩甲骨から、閉じるとひらくを見ていきます。

【内容】
■ 胸のあたり(胸郭と肩甲骨)──肩甲骨を、背骨と肋骨につないでいるもの
■ 胸の呼吸
■ 胸の感覚は、相手の胸まで届く
■ 「胸が閉じる場面」の、そのときの胸
■ 聴くときに、毎回ここに戻ります
■ 今日の稽古で触れた言葉 トラウマ・PTSD・愛着・アダルトチルドレン
■ 胸がひらく相手を、一人思い浮かべる

講義アーカイブ(スライド・解説つき)はこちら:
https://www.somaticstudiojapan.com/sijyuku-archive/shijuku-archive-22-chest-and-parent

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2026年7月23日
選んでいないのに、身体が作ってしまった「構え」 ── トラウマと、腹の奥|令和8年7月16日
2026年7月16日
選んでいないのに、身体が作ってしまった「構え」 ── トラウマと、腹の奥|令和8年7月16日
2026年7月16日

選んでいないのに、身体が作ってしまった「構え」 ── トラウマと、腹の奥
令和8年7月16日(木)21:00〜

壊れたのではない。賢い構えです──選んでいないのに身体が作ってしまった「構え」を、腹の奥から見ていきます。

【内容】
■ 「意志の構え」── 理性と野生の、高度な関係
■ ラベルは説明をくれる。でも、構えはほどけない
■ 安全な場所にいても、安全の信号が届かない
■ 腸腰筋(大腰筋・腸骨筋)と骨盤底──危機の瞬間、身体は丸まる
■ 大きく動かさず、小さくゆすって、呼吸でほどく
■ なぜ、掘らないのか──優劣ではなく、経路の違い
■ 寝る前に、腹の奥を小さくゆする

講義アーカイブ(スライド・解説つき)はこちら:
https://www.somaticstudiojapan.com/sijyuku-archive/shijuku-archive-21-kamae

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2026年7月16日
効いてるかな?を手放す ── 二つの快と、背中の奥の運動|令和8年7月9日
2026年7月9日
効いてるかな?を手放す ── 二つの快と、背中の奥の運動|令和8年7月9日
2026年7月9日

効いてるかな?を手放す ── 二つの快と、背中の奥の運動
令和8年7月9日(木)21:00〜

「効いてるかな?」と確かめるほど、なぜか身体はほどけにくくなる──確かめること自体が、何かを追いかける構えだからかもしれません。

【内容】
■ 二つの快 wanting(駆り立て)と liking(味わい)。脳の「快」を二つの回路に分けたバリッジ(Kent Berridge)の整理を、臨床の言葉に読み替える
■ 「効いてるか」を追う構え 測りながら握ると、相手の小さな応答が見えなくなる。シーシュポス(カミュ)・中動態(國分功一郎)・逆説的過程理論(Wegner)を補助線に
■ いま感じているものに留まる 測るのをやめて味わうほうへ降りる。無我夢中・フロー(Csikszentmihalyi)とのつながり
■ 解剖の稽古 背中の奥の三つの運動──脊柱起立筋(大きく出力する)/多裂筋(骨と骨の際で微細に感じ取る)/内外肋間筋と呼吸
■ ペア練習 効かせる手を置く・二人で身体に降りる(対話的ソマティック)
■ 習慣の稽古 家事をひとつ選んで焦点を置く/「セカセカ」を身体の場所に降ろす/一日一回「測りに戻っていないか」気づくだけ

「効いてるか」を追わせるのは、その人の弱さではありません。身体の状態と無関係に人を駆り立てる wanting の機構と、いま感じているものに留まる liking の機構を分けて見ると、支援者側の手つきも変わってくるように思います。背中のいちばん奥は感覚がぼやけやすく、測って追いかけるほど届きにくい場所です。測るのをやめて感じ取れるか──ここが支援者の身体の土台になる、という回でした。

話している人について
https://www.somaticstudiojapan.com/tatsuyaonuma

講義アーカイブ(スライド・解説つき)はこちら:
https://www.somaticstudiojapan.com/sijyuku-archive/shijuku-archive-20-two-pleasures

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2026年7月9日
共感は体験の共有と会読|令和8年7月2日
2026年7月2日
共感は体験の共有と会読|令和8年7月2日
2026年7月2日

共感は体験の共有と会読
令和8年7月2日(木)21:00〜

相手に「わかってあげなければ」と前のめりになるほど、なぜ共感は遠ざかるのでしょうか?

【内容】
■ チェックイン 今、身体のどこに意識が向いているかを一言だけ
■ 前半・共感とは何か 共感の四つの論点(相手に集中する技術ではなく、自分の体験が呼び起こされること)
■ 資料 島皮質・内受容感覚(他者の痛みを見るとき、自分の中の「いやな感じ」が呼び起こされる)
■ 中丹田の実技 胸を整える → 胸から胸へのキャッチボール
■ 資料 なぜ胸(中丹田)か/胸に集まるもの(ハートマスの心拍コヒーレンス・留保つき)
■ 一対一の会読 胸を結んでから聴く。出し手・受け手と、受け手の五つの心得
■ 補助線 ロジャーズの「あたかも(as if)」/メルロ=ポンティの間身体性・可逆性
■ まとめ・持ち帰り 日常の一対一で一度だけ、相手の言葉の下の身体をひとつ伺ってみる
■ 当日の振り返り 「記憶と身体──100が、150になる」

共感を「相手の情報を集める技術」ではなく、「自分の中に眠っていた似た体験が呼び起こされ、二つの身体のあいだで響き合うこと」として捉え直します。だからこそ鍵は相手側ではなく、自分の体験を感じられる身体の側にあるのではないか、という見立てです。その舞台となる胸(中丹田)を整えてから、一対一の会読でそのまま対人支援の訓練に移していきます。共感しにくくなるのは心が冷たいからではなく、感じる余地を欠いた日々のなかで身体がこわばるため──社会構造の層にも触れながら解いています。

話している人について
https://www.somaticstudiojapan.com/tatsuyaonuma

講義アーカイブ(スライド・解説つき)はこちら:
https://www.somaticstudiojapan.com/sijyuku-archive/shijuku-archive-18-empathy-and-kaidoku

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2026年7月2日
そわそわする身体 ── 質問回答:声がけと心地よさ|令和8年6月25日
2026年6月25日
そわそわする身体 ── 質問回答:声がけと心地よさ|令和8年6月25日
2026年6月25日

「凝っていますね」「辛くないですか」という声がけが、相手を不安にさせていないか。臨床での問いから、相手が自分の身体に意識を向け、心地よさを拾えるように関わるにはどうすればよいかを話しました。

そわそわする身体:声がけと心地よさ(質問回答)
令和8年6月25日(木)21:00〜の私塾、本編後の質問回答

「凝っていますね」「辛くないですか」という声がけが、相手を不安にさせていないか。臨床での問いから、相手が自分の身体に意識を向け、心地よさを拾えるように関わるにはどうすればよいかを話しました。

【内容】

■ 「落ち着いてください」とは、言わない。
■ 質問回答:声がけと心地よさ

悪いところを指摘して気づいてもらうことにも意味があります。そのうえで、どう動けば気持ちよいかを本人が試せる声がけや、小さな変化を一緒に確かめられる関係について考えました。

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