鍼灸師 / 身体論研究者 / Somatic Studio Japan 主宰
PODCAST
施術室の温度感そのままに。身体と言葉のあいだを語る。
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身体知の書庫
同じ内容を、もう少し詳しく、整理して。
声で聴くか、文字で読むか。お好きな方で。
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17+
年の臨床
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心と体のコリをほぐす
セルフリセット
大和出版 / 重版3刷 / 海外翻訳 / ★5.0
1991年宮城県生まれ。鍼灸師。カトリック・仏教・神道、三つの倫理的伝統のもとで育つ。東日本大震災を被災。旧赤門鍼灸柔整専門学校卒業後、高齢介護者の身体支援、幼児・小児の発達支援に従事。2018年仙台にて開業。臨床歴17年以上。現象学・解剖学・生理学・運動学・社会学・生態学・心理学・東洋医学を横断し、身体論(ソマティクス)を研究。著書『心と体のコリをほぐすセルフリセット』(大和出版)は重版3刷・海外翻訳・Amazon全レビュー★5.0。メディア掲載に『からだにいいこと』、PHPオンラインなど。現在は「身体の教養」の社会実装に取り組む。私塾は累計66名が修了。
BODY LITERACY
01
身体で感じる
意識が感じる前から、身体はすでに感じている。その層に触れること。
02
構造を知る
肋骨、頸椎、筋膜。解剖学的な構造と感覚を結びつけること。
03
自分で扱える
誰かに整えてもらうのではなく、自分で自分の身体を扱えるようになること。
SOMATIC STUDIO
「知っている」と「できる」のあいだを埋める。
身体の教養を、日常に根づかせる実践の場。
構造を知る
なぜ肩が上がるのか。なぜ呼吸が浅くなるのか。解剖学と身体論を交えた講義で、自分の身体に起きていることの構造が見えてくる。
身体に通す
知識を身体で確かめる。ゆする、さする、触れる。大沼の声のリードに乗りながら、自分の手で自分の身体を扱う。
「当たり前」が変わる
週に何度も繰り返すうちに、気合いを入れなくても身体が整っている時間が増えていく。日常の中にそれがある状態。
WED
水夜身体論
毎週水曜 21:00
FRI
身体動態瞑想
毎週金曜 6:30
定期配信
月8回
煽りも期間限定もない。必要だと感じたときに入り、自分のペースで続ける
特別なセッションだけではなく、歩く・立つ・洗濯する──日常のすべてが実践の場
住む場所も年齢も性別もばらばら。身体に触れていると、ラベルが自然と解けていく
MEMBERS' VOICE
聴いて読んで学ぶだけでも考え方は変わっていきました。でもリードで実際に身体を動かす時間が週に何度もあると、「知っている」と「できる」の差が埋まっていく感覚があって。気づいたら、無理していた頃の自分がすごく遠くに見えるようになっていました。
月に8回もリードがあるから、気合いを入れなくてもいつの間にか習慣になっている。前は週末に疲れを取ろうと躍起になっていたけど、今は日常の中で身体が整っている時間が増えました。
一人でやろうとしたときは続かなかったんです。でもスタジオだと、声のペースに乗っていくだけで身体がほどけていく。身体が楽になると、人にも優しくなれる。それが一番の変化かもしれません。
必要だと感じたときに。
少しだけ、試してみてほしいことがあります。
いま、胸のあたりに手を当ててみてください。服の上からで構いません。──とくとく、と拍動が伝わってくるかもしれません。あるいは、じんわりとした温かさだけかもしれません。どちらでもいいので、ほんの数秒、そこに意識を置いてみてください。
そのまま、これまでで一番幸せだった出来事を思い出してみてください。おばあちゃんの家で過ごしたあの時間。何気ない通学路の帰り道。家族とテレビを見ながら食べたご飯。──大きな出来事でなくていいんです。日常の、小さな温かさで。
その幸せを、身体のどこで感じていましたか。胸でしょうか、お腹でしょうか、それとも全身がふわっと緩んでいたでしょうか。
それが、身体の教養の入り口です。
特別なことではないんです。自分の身体に触れること。触れて、感じること。感じたことを、無理に言葉にしなくていい。ただ、そこにあるものに気づくこと。
僕がやっていることは、つまるところそれだけです。臨床で17年、何千人もの身体に触れてきましたが、結局たどり着いたのは「自分の身体に還る」ということでした。身体に還ると、不思議なことが起きます。隣にいる人の体温が感じられるようになる。子供の寝息に、理由もなく安心できる。友人と黙って並んで座っているだけで、満たされている自分に気づく。
大きなことを変えたいわけじゃないんです。世の中を批判したいわけでも、何かを正したいわけでもありません。ただ、身近な人とのつながりの手触りが、少しずつ豊かになればいいなと思っています。
スタジオには、住む場所も年齢も性別もばらばらな人たちが集まっています。不思議なもので、身体に触れていると、そういうラベルが自然と解けていきます。肩書きではなく、存在として隣にいられる場所が生まれています。
ここまで読んでくれたあなたに、もうひとつだけ。
いま、肩に力が入っていませんか。もし入っていたら、ふっと息を吐いて、ほんの少しだけ肩を下ろしてみてください。
その「ほんの少し」が、すべてのはじまりです。
大沼竜也
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