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今すぐ登録20250903/便利なものが身体性を奪う
今日扱った問い
- 便利な道具は、僕らの機能を助けてくれているのか、奪っているのか
- 道具を使うか使わないかを、何を基準に決めればいいのか
- 盆の窪はどこで、どうケアすると変化が出やすいのか
見立ての要点
- 柔らかいサンダルは足へのダメージは少ない一方で、地面からの反発を身体で知覚しづらくなります。これまで無意識に微妙に調整していたところを道具が代替してくれている、とも、奪っている、とも見ることができます
- マイケル・ジョーダンは他の選手よりかなり硬い靴を好んで履いていたそうです。地面の感覚を敏感に察知したかったのではないか、という考察ができます
- 道具をすべて避けるのも、すべて代替させるのも違います。基準になるのは自分の感覚のほう、「こっちのほうがいいな」という微妙な差を感じられる豊かさだと考えています
- 人間工学に沿った椅子のように、親切に作り込まれたものほど、僕らがその形に沿っていく自由が減ります。そこまで親切でないもののほうが、こちらが合わせていける余地が残ります
- 制作中の道具は、凝りをほぐすためではなく、身体性を引き出して結果として凝りもほぐれる、というコンセプトで作っています。ものに愛着を持って自分が合わせていくプロセス自体が身体性を引き出すという考え方です
- 盆の窪は後頭骨と頸椎の間のあたりの俗称です。湯船の角や椅子の角に当てて、手ではなく頭を動かしてほぐしていきます。自分から気持ちよくなる方向へ動かすことで、感じて動かす一連のプロセスが結びついていきます

