『読む』で、自分の身体に何が起きているかを読みました。『解く』で、こわばりを解く型を持ちました。ここからが『沿う』です。ほどけた身体を、暮らしと人との関わりに沿わせていきます。
やることは、新しい習慣を増やすことではありません。すでに毎日やっている時間の中身を入れ替えます。
「日常生活のあらゆる動作を、やればやるほど体が整っていくようなものに変えていく。洗濯物を畳む時間が瞑想のような時間になることもあるし、通勤で歩いている時間が体のトレーニングになる。
朝起きる、皿を洗う、歩く、パソコンに向かう、お風呂に入る、布団に入る。一日は、こういう時間で全部埋まっています。そんな一瞬の積み重ねが、振り返った時にあなたの心の豊かさに変わっていることに気づいていただけるはずです。
このコースの使い方
31の場面が並んでいます。ですが、頭から順番にやる必要はありません。
いま自分がいる場面、または今日いちばんしんどかった場面を、ひとつだけ開いてください。それで十分です。
各レッスンは、だいたい3つの部分でできています。
その場面で身体に何が起きやすいか
自分に聞いてみる問い
やってみること
まず読むのは2番目です。答えが出なくてもかまいません。「どこが不快か」「これは心地よいか」と潜在意識という「身体」に聞いた。これはもうすでに、自分の内側の声を聞こうとする営みになっています。
気をつけていること
嫌な感じばかり拾わないでください。嫌な感覚を探しにいくと、その状態を自分で呼び戻してしまうことがあります。だから各レッスンは、気持ちいいほう・楽なほうから聞くようにしてあります。嫌な感覚は、探さなくても勝手に出てきますから、安心して良い感覚を引き出しましょう。
それから、全部やろうとしないでください。ひとつの場面につき、ひとつ試せば十分です。四六時中やる必要はまったくありません。でも、できればもっと良くなります。

